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J-GLOBAL ID：201802247232390080   整理番号：18A1909082

赤外分光法に基づくカシミヤ繊維の各加工段階における分子構造の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of Molecular Structure in Each Processing Step of Cashmere Fibers Based on IR Spectroscopy

著者 (5件)： Koyama Shouehi (Shinshu University, Faculty of Textile Science and Technology, Nagano, Japan) ,  Gouzu Sena (Shinshu University, Graduate School of Science and Technology, Nagano, Japan) ,  Tsukamoto Keisuke (Shinshu University, Graduate School of Science and Technology, Nagano, Japan) ,  Myadagmaa Rentsenlkhundev (Mongolian University of Science and Technology, Ulaanbaatar, Mongolia) ,  Ishizawa Hiroaki (Shinshu University, lnstitutc for Fiber Engineering, Nagano, Japan)
資料名： IEEE Conference Proceedings  (IEEE Conference Proceedings)
巻： 2018  号： SICE  ページ： 1690-1694  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2441A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,IR分光法を用いて,カシミア繊維の各加工段階における分子構造を提案した。カシミア繊維製品を製造するとき,手のタッチ品質と強度はしばしば減少する。その原因を明らかにするために,各プロセスのカシミア繊維をモンゴルから得た。カシミア繊維の吸収スペクトルをIR分光法でATR法により測定した。洗浄工程では分子構造の変化は見られず,羊毛グリースのみが除去された。測定したスペクトルを波形分離し,カシミア繊維の分子構造を解析した。各工程段階のカシミア繊維において,蛋白質の二次構造のヘリックスとβシートに変化はなかった。漂白および脱色工程段階におけるカシミア繊維は,酸化還元反応によるシステイン酸の増加を示した。したがって,カシミア繊維製品の品質低下の原因は漂白と脱色プロセスにおける化学処理であった。この結果をカシミア繊維製品の製造工程における品質評価法として適用した。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： グリース ,  β構造 ,  品質 ,  スペクトル ,  吸収スペクトル ,  タンパク質 ,  生産工程 ,  羊毛 ,  モンゴル国 ,  *赤外分光法 ,  *分子構造 ,  繊維製品 ,  脱色 ,  二次構造
準シソーラス用語： カシミア , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 赤外分光法 ,  繊維 ,  段階 ,  分子構造 ,  評価