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J-GLOBAL ID:201802247238197752   整理番号:18A0396347

琵琶湖西部,日本からの花粉記録に基づいた最終氷期-間氷期サイクル時の日本列島における軌道スケール気候の変化への応答植生と固有樹木【Powered by NICT】

Vegetation and endemic tree response to orbital-scale climate changes in the Japanese archipelago during the last glacial-interglacial cycle based on pollen records from Lake Biwa, western Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 241  ページ: 85-97  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1913A  ISSN: 0034-6667  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,琵琶湖,西日本からの新しい連続花粉記録に基づいた最終氷期-間氷期サイクル期間中の東アジアモンスーンと海流に関連した季節的気候変化に応答して軌道規模植生を調べた。MIS6 4および2年に,マツ科針葉樹林は,琵琶湖周辺の内陸と日本海沿岸地域,夏と冬の寒さと乾燥条件の影響を受けに存在していた。とは対照的に,落葉広葉樹林と常緑林は夏に比較的暖かく湿度の高い条件でと同様に冬の海洋酸素同位体ステージ5eと1における間氷期中に成長した。,日本列島に固有の木,ブナ(Fagus crenata)は,特に日本の海の暖流流入による冬季降雪に一部起因海洋酸素同位体ステージ5e期間に広く分布していた。海洋酸素同位体ステージ5と3年に,温帯針葉樹が支配的であった。海洋酸素同位体ステージ5における低夏季日射の期間中,固有樹木スギ(Cryptomeria japonica)は,この地域の内陸と沿岸域中で支配的になり,夏季モンスーン前線と温暖な冬型の気候条件の南向きシフトに関連した初期夏の高降水量の結果であると思われた。とは対照的に,,固有樹木,Sciadopitys verticillataは海洋酸素同位体ステージ5における高い夏季日射期間中の西部日本の内陸地域周辺の自身の生息場所を持っていた。氷期-間氷期サイクル時の気候変動は日本列島における各固有樹木のための時間と空間におけるいくつかの生態学的ニッチを作成した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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新生代  ,  第四紀 
タイトルに関連する用語 (12件):
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