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J-GLOBAL ID：201802247283378801   整理番号：18A0116443

駅空間におけるサインの評価構造に関する研究 追設サインに着目した駅利用者への情報提供手法に関する検討

A STUDY ON THE EVALUATION CONSTRUCT OF SIGN AT THE STATION A study on information provision method to station users focused on additional sign

著者 (6件)： 池田佳樹 (東日本旅客鉄道) ,  辻村壮平 (茨城大学工学部都市システム工学科) ,  佐野友紀 (早稲田大学人間科学学術院) ,  安江仁孝 (早稲田大学大学院人間科学研究科) ,  今西美音子 (竹中工務店技術研究所) ,  平手小太郎 (東京大学大学院工学系研究科建築学専攻)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
巻： 82  号： 741  ページ： 2799-2806(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,鉄道駅でのわかりやすいサインの実現に向けて,利用者が抱くサインに対する本質的なニーズを,様々なデザイン要素が盛り込まれた追設サインを通して解明することを目的とする。以下の知見を得る。1)駅利用者の追設サインに対する評価の視点として,「時間短縮」,「安心感」,「疲労低減」,「信頼性」の4つの視点が挙がり,この4つの要因が重要であることが分かった。2)追設サインの信頼性を高めるためには,手書きや手作りではなく,恒久的な作りとすることが重要である。

シソーラス用語： *鉄道駅 ,  *ビジュアルデザイン ,  方式 ,  *評価 ,  構造 ,  移動 ,  配置 ,  *利用者 ,  *情報サービス ,  面接調査
準シソーラス用語： インタビュー調査 ,  サイン計画 ,  評価グリッド法

著者キーワード (10件)： 鉄道駅 ,  サイン ,  評価グリッド法 ,  評価構造 ,  移動円滑性 ,  Railway Station ,  Sign ,  Evaluation grid method ,  Evaluation structure ,  Movement smoothness

分類 (2件)： 工場,発電所,運輸・倉庫建築  (RB05060R) ,  建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

引用文献 (23件)：

• 1) JR East : JR East Groupe CSR Report Relationship with society, pp. 72 etc, 2015
  JR東日本:JR東日本グループ CSR報告書 2015 社会とのかかわり, pp. 72 など, 2015
• 2) Matsuda, T., Fujii, S. and Uenishi, Y. : Survey research for terminal station guidance service based on customer requirements, JR EAST Technical review No. 33, pp. 63-68, 2010
  松田崇, 藤井悟志, 上西祐輔:利用者ニーズを踏まえたターミナル駅の案内サービスに関する調査研究, JR EAST Technical review No. 33, pp. 63-68, 2010
• 3) Iwata, A., Isagawa, T., Osawa, A. and Ohno, R. : A Study on Guide Signs' Detectability in a Railway Station, Summaries of Technical Papers of Annual Meeting, Architectural Institute of Japan, Architecture and planning, pp. 775-776, 2013 (in Japanese)
  岩田彩加, 諫川輝之, 大澤昭彦, 大野隆造:駅構内における誘導サインの見つけやすさに関する研究, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 建築計画, pp. 775-776, 2013
• 4) Gu, Z., Ohno, R. : Sign detectability in railroad stations considering flow direction of pedestrians, AIJ Journal of Technology and Design, No. 48, pp. 765-770, 2015.6
  顧宗超, 大野隆造:鉄道駅における歩行者の移動を考慮した誘導サインの検出可能性, 日本建築学会技術報告集 第48号, pp. 765-770, 2015.6
• 5) Nakahito, M., Yamamoto, S., Soeda, M., Fukui, A, Asakawa, M, Tomoda, O : Realization approach of ease-to-understand stations in largescale railway stations, Summaries of Technical Papers of Annual Meeting, Architectural Institute of Japan, Environmental engineering, pp. 5-6, 2007 (in Japanese)
  中人美香, 山本早里, 添田昌志, 福井明栄, 浅川真, 友田修 : 拠点駅における「わかりやすい駅」実現手法に関する研究, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 環境工学, pp. 5-6, 2007

タイトルに関連する用語 (7件)： 駅 ,  サイン ,  評価 ,  研究 ,  着目 ,  情報提供 ,  手法