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J-GLOBAL ID:201802247400127466   整理番号:18A0732235

ブラインド音源分離のための高速相関テンソル分解

著者 (6件):
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巻: 117  号: 516(SIP2017 111-184)  ページ: 235-240  発行年: 2018年03月12日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,シングルチャネル音源分離のための複素t分布に基づく高速相関テンソル分解(高速t-CTF)について述べる。相関テンソル分解(CTF)は,非負値行列分解(NMF)や半正定値テンソル分解(PSDTF)の拡張となっており,複素スペクトログラムの周波数方向および時間方向の相関を考慮した音源分離が可能である。しかし,莫大な計算量のため現実的には実行が困難であり,混合音のスペクトログラムが複素ガウス分布に従うという強い仮定が置かれている問題があった。本研究ではまず,相関行列の同時対角化に基づくCTFの高速近似法を提案する。高速CTFでは,複素スペクトログラムの周波数方向および時間方向の相関を無相関化する変換行列の推定と,変換後の空間での非負値行列分解(NMF)を同時に行う。次に,混合音のスペクトログラムが複素t分布に従うことを仮定した高速t-CTFを導出する。複素t分布は,複素対称α安定分布と同様に,複素コーシー分布および複素ガウス分布を特殊形として含む裾の重い確率分布であるが,一般に再生性を持たないかわりに,すべての自由度について確率密度関数が陽にかける利点を持ち,最尤推定を行う上で都合がよい。音源分離実験から,高速t-CTFの特殊形である高速PSDTFはNMFよりも高い音源分離精度を持つことを示した。(著者抄録)
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