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J-GLOBAL ID:201802247433227117   整理番号:18A0258569

三陸沿岸,東北日本の南部の大沼における完新世の環境変化と世古津波史【Powered by NICT】

Holocene environmental changes and paleo-tsunami history in Onuma on the southern part of the Sanriku Coast, northeast Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 386  ページ: 126-139  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0189A  ISSN: 0025-3227  CODEN: MAGEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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太平洋沿岸で発生した2011年東北地方太平洋沖地震後,歴史的および古代津波記録の欠如と長期・短期鉛直地殻変動の間の矛盾などの太平洋沿岸域(三陸沿岸)に関して発生した重大な問題。の問題を解決するために必要なデータは,津波発生と地震のメカニズムを理解し,大きな低周波災害のリスクを評価するには必須である。掘削とコアリング調査を行い,南三陸沿岸の大沼で古環境,堆積相,年代データ(放射性炭素年代測定とテフラ),化石(珪藻類と軟体動物),および地形に基づいて再構築した。最初に,研究地域の地形・地質学的進化を考慮した津波堆積物の保存可能性を検討した。続いて,津波堆積物を同定し,それらの発生年代と浸水高さを推定した。津波堆積物の保存可能性は調査サイトが高いときに,著者らは,約5 1kaの間に堆積した六津波層を発見した。二種類の堆積物砂・砂利のに分けた。これらの堆積物は,古津波の異なる源と流れプロセスを反映している。,砂利津波堆積物(G1 G3堆積物)の砂津波堆積物(S1~S3堆積物)と>10mの5~10mであることを古津波の高さを推定した。津波堆積物は690 1040BP(S1),2240 3310BP(G1),3320 3630BP(G2),3620 4060BP(G3),4030 4400BP(S2),4440 5570BP(S3)で年代測定した。アプローチと研究サイトの設定が古代津波堆積物,古ー津波高さの年代を評価することを可能にした。さらに,貝化石から推定した堆積相と古環境に基づく8~7kaの古海水準を推定し,理論的相対的海水準曲線と比較することによって 0.4~ 1.0mm/yrの完新世における地殻上下変動を計算した。この情報は,沈み込み帯に沿った構造進化を再構築すること,また,古代津波の大きさを推定するために古地理にとって重要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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第四紀  ,  海洋地質学 
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