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J-GLOBAL ID:201802247575164079   整理番号:18A2141269

穂内の異なる小穂位置におけるイネ穀粒の白未熟粒の発生,粒径と胚乳細胞形態の間の関係

Relationships among the chalkiness, kernel size and endosperm cell morphology of rice kernels at different spikelet positions within a panicle
著者 (5件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 225-232 (WEB ONLY)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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イネにおける白未熟粒の発生は粒径と胚乳形態に関連している。本研究は,粒径と胚乳細胞の数と面積を解析することによって,白未熟粒の発生を調査することを目的とした。穂の上位と中位に位置する一次枝梗と下位の二次枝梗から小穂を採取し,上位,中位と下位の完全粒と下位の白未熟粒の4カテゴリーに分類した。下位の二次枝梗では,上位と中位の一次枝梗よりも粒長,粒幅と粒厚が小さく,白未熟粒の割合が高かった。白未熟粒は,同じ下位の二次枝梗においてさえ,完全粒より粒径が小さかった。穀粒の外観品質形質にかかわらず,下位粒における胚乳断面の全面積は,細胞面積の減少によって,上位粒よりも有意に小さく,細胞数と平均細胞面積の間に有意な負の相関があった。細胞の数と面積について,中心点と背部維管束を結ぶ線から30°ごとの角度を用いて分析したとき,白未熟粒は,腹側付近の120~180°で完全粒より細胞数が有意に少なかった。したがって,腹側付近の細胞数の減少は,完全粒幅と比較して,白未熟粒幅の減少の主な発生要因であり,このことによって,白未熟粒の細胞分裂は登熟初期に阻害されることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  植物の生理的障害一般 

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