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J-GLOBAL ID:201802247583614648   整理番号:18A0222646

佐賀県の唐津において液体二酸化炭素の播種が関与する人工降雨実験

Artificial rainfall experiment involving seeding of liquid carbon dioxide at Karatsu in Saga
著者 (6件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 45-53(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: X0731A  ISSN: 0021-8588  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では人工降雨量を増加して,人工降雨によって影響を受ける区域の調査を目的とした。本実験では日本の佐賀県の唐津付近の高度2500mにおいて,2013年12月26日に11.1g/秒の播種速度で6分間の液体二酸化炭素による播種を行なった。雲の高度は有意に高くなり,播種の30分後には雲底の下2100mで尾流雲が観察された。あらかじめ播種して発生した雲の雲頂は3350mで,雲底は1250mであった。30分後の雲頂は3500m,雲底は2100m,雲の厚みは1400m,そして厚みは150m増加した。3050mにおける播種時近辺の風向は西南西で,風速は13.9m/秒であった。播種の1時間後にはFukutsuと宗像付近の人工雲ははっきりと確認され,雲は1時間半後には北九州付近に達した。人工雲の影響を受けた最終的な距離は,2時間後には100km以上であった。宗像,八幡,および下関における人工降雨(降雨)量は,それぞれ1.0,1.0,および0.5mmと推定された。人工降雨および自然降雨あるいは水資源の量は,2時間後にはそれぞれ15万トンと推定された。レーダーエコーと表面降雨による人工降雨量の推定値は,互いに良く一致した。人工降雨は標的とする地域で観測され,降雨量は最終的に増加した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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農業気象  ,  雲と降水の微物理 
引用文献 (10件):

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