抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
著者は金属材料の塑性加工における割れや変形の低減化を進めるために,塑性変形する材料中に発生するボイドに着目し,その量を把握する技術の開発を行っている。本論文においては,アコースティックエミッション(AE)と延性破壊条件式からボイド量を評価する技術について報告した。ボイド損傷理論に基づくGTNモデルを用いた延性破壊条件式について述べた後,高張力鋼板の引張試験によるAE計測実験およびボイド計測実験を行ない,それらの相関を考察した。これらの解析と実験から,試験片の変形の際の突発的AEはボイド損傷に起因し,高エネルギーの連続AEは塑性変形(転位移動)に伴うことを明らかにした。