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J-GLOBAL ID:201802247763744087   整理番号:18A0379896

X線単結晶構造解析によって明らかにされたL-アルギニンバルプロ酸の改善された吸湿性の機構【Powered by NICT】

Mechanisms for Improved Hygroscopicity of L-Arginine Valproate Revealed by X-Ray Single Crystal Structure Analysis
著者 (8件):
資料名:
巻: 106  号:ページ: 859-865  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0260B  ISSN: 0022-3549  CODEN: JPMSAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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バルプロ酸は抗てんかん薬として広く使用されている。バルプロ酸は液相であるバルプロ酸ナトリウムは室温で固相であった。バルプロ酸ナトリウムはその吸湿性と潮解性特性のために製造が困難である。これらを改善するために,バルプロ酸の共結晶と塩スクリーニングは,この研究で採用した。二つの固体塩型,L-アルギニンバルプロ酸とL-リジンバルプロ酸が得られ,特性化した。動的蒸気収着法を用いて,バルプロ酸ナトリウム,L-アルギニンバルプロ酸,及びL-リジンバルプロ酸の臨界相対湿度を測定した。バルプロ酸ナトリウムの臨界相対湿度は40%であり,バルプロ酸L-リジンのは60%であり,バルプロ酸L-アルギニンのは70%であった。L-アルギニンバルプロ酸塩の単結晶X線構造決定を採用した。L-リジンバルプロ酸は低回折品質であり,L-アルギニンバルプロ酸は1:1塩を形成した。結晶L-アルギニンバルプロ酸は2種の立体配座を生成するメチレン炭素鎖における無秩序性を持っている。バルプロ酸のカルボキシレート基はL-アルギニンのアミノ基に接続されている。結晶モルフォロジーはその結晶構造から計算した。結晶ファセットへの水分子の吸着を,Material Studioによりシミュレーションした。部位当りの吸着エネルギーを比較すると,バルプロ酸ナトリウムはL-アルギニンバルプロ酸よりも水分子の吸着ことが可能である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  製剤一般 
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