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J-GLOBAL ID:201802247823232328   整理番号:18A1884959

日本の志津川湾における2011年東日本大地震により引き起こされた沈下によるEisenia bicyclis(荒布)(ガゴメ)Setchellのケルプ床の長期変化

Long-term changes in a kelp bed of Eisenia bicyclis (Kjellman) Setchell due to subsidence caused by the 2011 Great East Japan Earthquake in Shizugawa Bay, Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 253-261  発行年: 2018年10月 
JST資料番号: W0962A  ISSN: 1322-0829  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,生物多様性を精査するために,日本の本州北部,三陸海岸の志津川湾の岩石海岸潮下帯の調査中において,2008年7月23日からEisenia bicyclisケルプ床をモニターしたが,ここはその後の2011年の東日本大震災(GEJE)により,直接に被害を受けた場所である。主要なキャノピー形成ケルプE.bicyclisの量の時間的変化と,水深勾配に沿った大型藻類の分布パターンの時間的変化を調査するために,大型藻類の被覆率を,Eisenia床の下限近くにセットした,永久方形区と水深勾配に沿ってセットした方形区で観察した。巨大津波とコサイスミック海底沈下を誘発したGEJEは,監視調査期間中に発生し,また,志津川湾における沿岸コミュニティに影響を及ぼした。GEJE後に,E.bicyclisの下限近くの永久方形区の中のE.bicyclisのカバーは徐々に減少し,2014年7月までにゼロに達した。また,線横断調査において,Eisenia床の沖合(深い)端はGEJEの後に岸のほうへ(上向き)シフトする傾向を示した。すなわち,地震前の沖合い(深い)端近くのEisenia床は減少し,最終的にGEJE後に消失した。永久方形および線横断調査の結果と併せると,永久方形区内のEisenia床の地震後の段階的減少およびその後の完全消失は,おそらく,補助されたケルプ床の深い端部の上方シフトを示している可能性がある。GEJE後の2年にわたるE.bicyclis床の段階的変化は,コサイスミック沈降に対するケルプ床の応答を記録する稀な機会であり,地震前の深水帯に対する巨大地震によって引き起こされた沈降に対するE.bicyclisの遅くて長い回復過程を示すものである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  海藻類 

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