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J-GLOBAL ID:201802248184824434   整理番号:18A0226648

人為低温処理による茶樹の裂傷発生機構に関する一考察

Generation Mechanisms of Bark Split Frost Injury of Tea Plant by the Artificial Freezing Treatment
著者 (4件):
資料名:
号: 124  ページ: 1-7  発行年: 2017年12月31日 
JST資料番号: G0753A  ISSN: 0366-6190  CODEN: CHKHB9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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チャの裂傷型凍害は主に初冬および初春期に幼木で発生し,被害が大きい場合は枯死に至る。そこで,裂傷型凍害の発生機構について検討した。十分に吸水させたロックウールに挿した枝条を-5°Cで処理したところ,形成層付近での氷の形成により皮層の裂傷が生じることが観察され,その発生部位は地際部から約2cmの範囲内に限られた。枝条を乾燥したロックウールに挿した場合には裂傷は発生しなかった。したがって,裂傷発生には外部からの水分供給が必要であると考えられる。-5°C処理した枝条を室温に戻すと枝条の複数個所から液体が漏出しているのが確認され,この現象が裂傷型凍害発生に関与している可能性があると考えられる。裂傷型凍害発生部位の枝条断面をMRIで観察したところ,皮層までの裂傷が確認できたが,通水阻害は確認できなかった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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し好料作物 
引用文献 (13件):
  • 酒井 昭・堀内孝雄(1972):樹幹の耐凍性.日林誌,54(11),379-382.
  • Yelenosky, G. (1979) : Bark-splitting from freeze injury of young citrus trees on different rootstocks. Proc. Fla. State Hort. Soc., 92, 28-31.
  • 家弓実行・鳥屋尾忠之・徳永保利(1979):チャの裂傷型凍害の特徴と発生を左右する気象条件.茶研報,資料第4号,5-12.
  • 岡村克郎(1979):チャの裂傷型凍害における試験研究の展開と防止法の確立.茶研報,資料第4号,1-4.
  • 淵之上弘子(1983):関東地方におけるチャの冬季気象災害の作物学的研究.埼玉茶試研報,8,112-123.
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タイトルに関連する用語 (3件):
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