抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報告では,超音波振動の振動数と洗浄効果の関係を明らかにすることを目的としている。平板と溝を付けた平板の2種類の試験片で実験をした。マイクロバブルのみによる洗浄,超音波振動のみによる洗浄,超音波音場でのマイクロバブル洗浄の3通りの方法でそれぞれの試験片に塗布した加工油の残留量を測定した。超音波振動を用いた洗浄では27.4kHz,37.4kHz,59.5kHzの超音波振動を用いた。その結果,振動数が低い場合に最も低減効果があった。さらに,振動数が高い場合にマイクロバブル洗浄は超音波洗浄の洗浄効果を補うことが明らかになった。さらに,洗浄中の液中の油分濃度および表面観察によって,それぞれの洗浄法の違いについて検討した。(著者抄録)