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J-GLOBAL ID：201802249108365439   整理番号：18A0340270

コラーゲン/アパタイトアラインメントの破壊は前立腺癌により誘導された骨芽細胞転移における骨の機械的機能を障害する【Powered by NICT】

Disruption of collagen/apatite alignment impairs bone mechanical function in osteoblastic metastasis induced by prostate cancer

著者 (3件)： Sekita Aiko (Division of Materials and Manufacturing Science, Graduate School of Engineering, Osaka University, 2-1 Yamada-oka, Suita, Osaka 565-0871, Japan) ,  Matsugaki Aira (Division of Materials and Manufacturing Science, Graduate School of Engineering, Osaka University, 2-1 Yamada-oka, Suita, Osaka 565-0871, Japan) ,  Nakano Takayoshi (Division of Materials and Manufacturing Science, Graduate School of Engineering, Osaka University, 2-1 Yamada-oka, Suita, Osaka 565-0871, Japan)
資料名： Bone (New York)  (Bone (New York))
巻： 97  ページ： 83-93  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0177D  ISSN： 8756-3282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前立腺癌(PCa)は,しばしば骨に転移し,一般的に骨脆性を増加させることを骨芽細胞変化を誘導した。骨転移患者の身体能力の管理における関心が高まっているが,骨の機械的機能障害の基礎となる機構は不明のままである。,骨ミネラル密度と一緒に,コラーゲン線維と生物学的アパタイト(BAp)c軸の両方の配列は骨の機械的機能に最も強い寄与因子の一つである。本研究では,PCa細胞無接種マウス大腿骨の骨微細構造を分析した。組織学的評価は,PCa軸受骨における骨形成パターンは無指向性であり,海綿状構造が,対照骨では一方向とlayer-by-layer,コンパクトなラメラ構造をもたらすことを明らかにした。定量的偏光顕微鏡とマイクロビームX線回折によりそれぞれ評価したコラーゲン線維,BApの優先配列の程度は対照骨よりもPCa軸受骨で有意に低かった。,三点曲げ試験で測定したYoung率および靭性を含む材料パラメータはPCa軸受骨で減少した。特に,BApのc軸配向度とYoung率との間に有意な正の相関があった。結論として,PCa軸受骨の機械的機能の障害は多相における骨の異方性微細構造の破壊に起因している。これは癌骨転移は長骨におけるコラーゲン/BApの整列の崩壊を誘導し,それによってその機械的機能を損なうことを示した最初の報告である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *燐灰石 ,  大腿骨 ,  コラーゲン線維 ,  層状組織 ,  *前立腺腫瘍 ,  *コラーゲン ,  Young率 ,  X線回折 ,  軸受 ,  *骨芽細胞 ,  異方性 ,  骨密度 ,  骨形成 ,  骨微細構造 ,  骨転移 ,  下肢骨 ,  *硬タンパク質 ,  *動物タンパク質

著者キーワード (6件)： 癌骨転移 ,  コラーゲン原線維 ,  生物学的アパタイト ,  骨細胞 ,  優先的配列 ,  骨機械的機能

分類 (1件)： 泌尿生殖器の腫よう  (GM04000S)

タイトルに関連する用語 (7件)： コラーゲン ,  破壊 ,  前立腺癌 ,  誘導 ,  骨芽細胞 ,  骨 ,  障害