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J-GLOBAL ID:201802249527310169   整理番号:18A1841902

ブール基数制約を経由した擬似ブール制約のSAT符号化手法

A SAT Encoding of Pseudo-Boolean Constraints via Boolean Cardinality Constraints
著者 (4件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 3_65-3_78(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: Y0628A  ISSN: 0289-6540  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,擬似ブール (Pseudo-Boolean; PB)制約の集合を命題論理式の充足可能性判定 (SAT)問題へ符号化する新しい手法として,ブール基数 (Boolean Cardinality; BC)制約を経由する方法を提案する.提案手法は,次の3つの特徴を持つ. 1つ目は,SATソルバーの単位伝播により一般化アーク整合性の維持が可能な点である. 2つ目は,同じ解を持つ同値なPB制約であれば係数や右辺の値が異なっても,同一の中間表現およびSAT問題に符号化可能な点である. 3つ目は,項数に対して係数の種類が少ないPB制約に対しては,中間表現が簡潔になり少ない節数でSAT符号化可能な点である.このようなPB制約は,国際PBソルバー競技会のベンチマーク問題にも頻出している.計算機実験では,代表的な既存手法で一般化アーク整合性維持が可能なBDD法,およびそれより弱い整合性検査が可能なSorter法と符号化後の節数と求解性能を比較した.結果として,異なる係数の種類が10%以下であるようなPB制約について,提案手法が節数と求解性能に関して比較した2手法よりも良いことを確認した.(著者抄録)
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分類 (3件):
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システム・制御理論一般  ,  論理代数  ,  符号理論 
タイトルに関連する用語 (5件):
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