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J-GLOBAL ID:201802249714408307   整理番号:18A0661813

地震波減衰探査法を用いた南海トラフにおける押し寄せる海洋地殻の減衰構造と断層の可視化

Visualization of attenuation structure and faults in incoming oceanic crust of the Nankai Trough using seismic attenuation profiling
著者 (5件):
資料名:
巻: 70  号: Feb  ページ: 70:31 (WEB ONLY)  発行年: 2018年02月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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南海トラフに沿った地震探査測線において,地質構造の側方変化と反射に乏しい海洋地殻内の断層を検出する指標として,地震波減衰特性が試験された。地震波反射断面図において,反射波の形状によって堆積構造を,反射波をオフセットすることによって断層を,この両方を明確に述べることが出来る。この手順は,堆積層内の地質構造と断層の存在を解析するためにしばしば適用される;しかしながら,火成海洋地殻内では地震波反射が本質的に不可視であるために,それらを解析することはほとんど不可能である。それゆえ,ほとんど反射波が得られない海洋地殻内の地質構造と断層を可視化するために地震波減衰探査法を適用した。結果として,プレート内地震による損壊だけではなく,遅れて到来する火山活動による海洋地殻の変質が高度な減衰特性として画像化された。それは通常の海洋地殻とは明瞭に区別された。多くの断層が地震反射断面に見られる堆積層で観察されたが,地震波減衰断面図上で,断層の下部の可能性のある分裂が海洋地殻中に高度に減衰した縞として画像化された。このように,反射波がほとんど得られない海洋地殻内の構造と断層を画像化することの地震波減衰探査法が有効であることが成功裏に実証された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地殻・上部マントルの構造・組成  ,  地質構造・テクトニクス 

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