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J-GLOBAL ID：201802250177450562   整理番号：18A1307388

短期熱曝露は成体ラットにおけるアンギオテンシンII1型受容体の活性化を介して海馬神経形成を促進する【JST・京大機械翻訳】

Short-term Heat Exposure Promotes Hippocampal Neurogenesis via Activation of Angiotensin II Type 1 Receptor in Adult Rats

著者 (5件)： Koyama Yuka (Department of Anatomy, Faculty of Medicine, Tottori University, 86 Nishi-cho, Yonago 683-8503, Japan) ,  Mukuda Takao (Department of Anatomy, Faculty of Medicine, Tottori University, 86 Nishi-cho, Yonago 683-8503, Japan) ,  Hamasaki Sawako (Department of Anatomy, Faculty of Medicine, Tottori University, 86 Nishi-cho, Yonago 683-8503, Japan) ,  Nakane Hironobu (Department of Anatomy, Faculty of Medicine, Tottori University, 86 Nishi-cho, Yonago 683-8503, Japan) ,  Kaidoh Toshiyuki (Department of Anatomy, Faculty of Medicine, Tottori University, 86 Nishi-cho, Yonago 683-8503, Japan)
資料名： Neuroscience  (Neuroscience)
巻： 385  ページ： 121-132  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0919A  ISSN： 0306-4522  CODEN： NRSCDN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 発汗と呼吸のような作用により引き起こされる体液損失に応答して合成されるアンギオテンシンII(AngII)は,今日,海馬神経形成を促進するための必須因子の1つと考えられている。熱刺激は運動と共に,AngIIの全身レベルを増加させるので,成体雄ラットにおける海馬神経形成に及ぼす短期熱曝露の影響を調べた。ラットを7日間の実験期間中に1時間熱処理(36.0±0.1°C)に毎日曝露したとき,海馬歯状回におけるダブコレチン免疫反応性新生細胞の数は正常体温環境(25.0±0.8°C)に曝露した対照に比べて約1.4倍増加した。Ki-67免疫反応性幹細胞の数に有意な変化は観察されなかった。ウェスタンブロットおよび免疫組織化学的分析は,短期熱曝露後の海馬星状細胞における血管内皮成長因子(VEGF)発現の増強を明らかにした。短期熱曝露のこれらの有益な効果は,Ang II型1受容体(AT1R),カンデサルタンに対する拮抗剤が経口投与されたときに予防された。これらの結果は,短期熱曝露が海馬歯状回におけるAT1Rの活性化を介して成体神経形成を促進することを示し,VEGFは細胞増殖および/または新生ニューロン生存を促進することにより関与する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 幹細胞 ,  ニューロン ,  免疫反応 ,  *受容体 ,  VEGF ,  *海馬 ,  免疫組織化学 ,  経口投与 ,  細胞増殖 ,  *ラット ,  *成体 ,  歯状回 ,  体温
準シソーラス用語： アンタゴニスト ,  *神経発生 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 神経形成 ,  海馬 ,  短期熱曝露 ,  アンギオテンシンII1型受容体 ,  カンデサルタン ,  血管内皮増殖因子

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  生理活性ペプチド  (EB08100U)

タイトルに関連する用語 (9件)： 短期 ,  熱曝露 ,  成体 ,  ラット ,  受容体 ,  活性化 ,  海馬 ,  神経形成 ,  促進