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J-GLOBAL ID:201802250247865320   整理番号:18A1859303

母体および新生児甲状腺ホルモンによるヒドロキシル化ポリ塩化ビフェニルの母体血清濃度の関連:北海道出生コホート研究【JST・京大機械翻訳】

Association of maternal serum concentration of hydroxylated polychlorinated biphenyls with maternal and neonatal thyroid hormones: The Hokkaido birth cohort study
著者 (15件):
資料名:
巻: 167  ページ: 583-590  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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甲状腺ホルモン(TH)に対するポリ塩化ビフェニル(OH-PCBs)のヒドロキシル化代謝産物の毒性に関する証拠は限られており,基礎となる機構は不明のままである。母性胎児TH移動を考慮して,OH-PCBsおよび母親および新生児THレベルに対する環境出生前曝露の影響を検討した。この前向き出生コホート(北海道研究)において,222人の母親-新生児ペアを含めた。妊娠中または分娩5日以内の母体血清試料中の5つのOH-PCB異性体を測定し,妊娠初期(中央値:11.1週)および出生後4~7日の新生児の血液サンプルから甲状腺刺激ホルモン(TSH)および遊離チロキシン(FT4)レベルを得た。多重線形回帰分析及び構造方程式モデリング(SEM)を行い,母親のOH-PCBと母親及び新生児THレベルの間の関連性を調べ,ΣOH-PCBsの濃度の中央値は25.37pg/g湿重量であった。主な異性体は4-OH-CB187であり,続いて4-OH-CB146+3-OH-CB153であった。完全に調整された線形回帰分析において,母親のΣOH-PCBsは母親のFT4と正の相関があり,4-OH-CB187は母親と新生児のFT4レベルと正の相関があり,母親のOH-PCBsは母親と新生児の間のTSHと有意な相関を示さなかった。経路解析は,母親のTHと新生児TSHを介して,新生児FT4の増加への4-OH-CB187曝露からの間接的経路を示した。妊娠中のOH-PCBsへの母体曝露は母親と新生児FT4レベルの両方を増加させ,新生児FT4は出生前4-OH-CB187により間接的に増加すると推定され,この過程は母親のTHと新生児TSHにより仲介されると推定される。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境汚染一般  ,  その他の汚染原因物質 

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