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J-GLOBAL ID:201802250587985165   整理番号:18A1492887

茶園のもつ二酸化炭素吸収源機能

Rate of atmospheric carbon sequestration by Japanese tea plantations
著者 (2件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 283-294  発行年: 2018年08月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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茶園は大気中炭素の吸収源として作用する。チャ植物や土壌中の炭素蓄積量を推定した研究はあるが,日本の茶園が持つ炭素隔離の年間量を推定したことはなかった。本研究では,チャ植物および土壌からなるコンパートメントモデルから得られたデータを用いて茶園が持つ炭素隔離量を推定することを目的とした。最大50年間の樹林齢に対して炭素隔離の年間量は83~237g炭素/m<sup>2</sup>/年と推定された。この量はより若い植物(<10年)よりも高く,成熟植物(>30年)よりも低かった。これらの結果から,茶園は森林と同じ炭素隔離能を有しており,茶園からの多量の温室効果ガス(例えば酸化二窒素)排出を炭素隔離能によって部分的に相殺できる可能性が示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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植物生理学一般  ,  大気汚染一般  ,  し好料作物 
引用文献 (85件):
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