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J-GLOBAL ID：201802251075621293   整理番号：18A2171769

データで「みせる」高分子~隠れた情報を掘り起こす~計算科学による高分子の緩和解析

著者 (1件)： 高野宏 (慶応大 理工)
資料名： 高分子  (Polymers)
巻： 67  号： 12  ページ： 677-679  発行年： 2018年12月01日 
JST資料番号： F0168A  ISSN： 0454-1138  CODEN： KOBUA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,大規模なシミュレーションにより,高分子系に関する膨大な時系列データを得ることが可能になっている。これらの時系列データから,運動の遅い重要な自由度を取り出すための解析方法として緩和モード解析の方法を概説する。それは,重要な物理量の時間相関行列の一般化固有値問題を解く方法である。ホモポリマー系への応用例も紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *緩和現象 ,  *大規模系 ,  *数学モデル ,  *計算機シミュレーション ,  時系列 ,  固有値問題 ,  固有値 ,  タンパク質 ,  Langevin方程式 ,  生体高分子 ,  主成分分析 ,  分子動力学 ,  近似法 ,  高分子鎖 ,  レプテーション ,  水和 ,  立体配座 ,  分子構造
準シソーラス用語： 近似解法 ,  水和構造 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (3件)： 高分子の立体構造  (CG02031G) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H) ,  応用数学  (AB11000P)

引用文献 (23件)：

• D. E. Shaw, P. Maragakis, K. Lindorff-Larsen, S. Piana, R. O. Dror, M. P. Eastwood, J. A. Bank, J. M. Jumper, J. K. Salmon, Y. Shan, and W. Wriggers, Science, 330, 341 (2010)
• K. Lindorff-Larsen, S. Piana, R. O. Dror, and D. E. Shaw, Science, 334, 517 (2011)
• A. Kitao, F. Hirata, and N. Go, Chem. Phys., 158, 447 (1991)
• A. Kitao and N. Go, Curr. Opin. Struct. Biol., 9, 164 (1999)
• A. Mitsutake, H. Iijima, and H. Takano, J. Chem. Phys., 135, 164102 (2011)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高分子 ,  計算科学 ,  緩和 ,  解析