デングウイルス感染後に片側仙腸関節炎を呈した若年女性:症例報告【JST・京大機械翻訳】

Jayamali W. D.; Herath H. M. M. T. B.; Kulatunga Aruna

文献

J-GLOBAL ID：201802251286069081 整理番号：18A1141073

デングウイルス感染後に片側仙腸関節炎を呈した若年女性:症例報告【JST・京大機械翻訳】

A young female presenting with unilateral sacroiliitis following dengue virus infection: a case report

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資料名：
巻： 11 号： 1 ページ： 307 発行年： 2017年
JST資料番号： U7518A ISSN： 1752-1947 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

デングは,Aedes属の蚊によって広がるスリランカにおける一般的節足動物媒介ウイルス感染である。デングの臨床的特徴は関節痛と筋痛に関連する高熱を含む。しかしデングウイルスは関節炎ウイルスとは考えられていない。デング熱を発症した10日後に,画像で確認された右側仙腸関節炎を呈した以前に健康な若い女性の症例を報告する。これはデング感染と関節炎の発症の間の可能なリンクを示す最初の報告例である。症例は14歳のスリランカ女性で,右でん部痛と股関節痛を主訴とした。患者はでん部痛の発症の10日前に血清学的にデング感染を確認した。臨床検査は右仙腸関節炎の特徴を明らかにした。仙腸関節のX線は,関節空間拡大と反応性骨変化を示した。患者の骨盤と仙腸関節の磁気共鳴画像は,急性仙腸炎の診断を確認した。患者は正常C反応性蛋白質を伴う110mmの赤血球沈降速度を有していた。患者の白血球抗原-B27,リウマチ因子,抗核抗体,chikungunya抗体,肝炎血清学,Brucella血清学,およびツベルクリン皮膚試験は陰性であった。非ステロイド性抗炎症薬で治療し,徐々に改善した。仙腸炎に対する可能性のある原因を除外した後,著者らは,指標症例における仙腸炎がデングウイルス感染により引き起こされ,または誘発される可能性があると仮定した。しかし,仙腸炎はデングウイルス感染とのみ一致する可能性がある。この症例はデングウイルスが他の関節炎ウイルスと同じ様式で関節炎の発生とリンクしている可能性を示す。これに対する可能な機構は,滑膜の直接浸潤とウイルスによる関節組織,関節組織における免疫複合体形成と沈着,および免疫調節不全を含む。より多くの知識を得るためには,デング感染がスリランカにおいて高度に流行しているので,さらなる研究が必要である。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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感染症・寄生虫症一般 , 運動器系の疾患

引用文献 (20件)：

Assunção-Miranda I, Cruz-Oliveira C, Da Poian AT. Molecular mechanisms involved in the pathogenesis of alphavirus-induced arthritis. BioMed Res Int. 2013.
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Moore TL, Schur PH, Romain PL. Pathogenesis and diagnosis of viral artritis. Up To Date, version. 2007;15.
Smith JW, Chalupa P, Hasan MS. Infectious arthritis: clinical features, laboratory findings and treatment. Clin Microbiol Infect. 2006. doi:10.1111/j.1469-0691.2006.0136.

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