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J-GLOBAL ID:201802251800729884   整理番号:18A0492634

改良された2次元高速液体クロマトグラフィーシステムを用いた食品脂質のホスファチジルエタノールアミン,ホスファチジルコリン,及びプラスマロゲン分子化学種の分析【Powered by NICT】

Analysis of phosphatidylethanolamine, phosphatidylcholine, and plasmalogen molecular species in food lipids using an improved 2D high-performance liquid chromatography system
著者 (10件):
資料名:
巻: 1077-1078  ページ: 35-43  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リン脂質は細胞膜と食品中の脂質の重要なクラスである。いくつかの高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法を分子種レベルでリン脂質を解析するために開発した。食品材料から抽出したホスファチジルエタノールアミン(PE),ホスファチジルコリン(PC),およびそれらのプラスマローゲン(PL)を分析するために荷電化粒子検出器と質量分析(MS)と二次元HPLCシステムを開発した。りん脂質分子種は小さい試料を用いたにもかかわらず一段階で解析することができる。大豆レシチンからのクロマトグラムピークは大部分がベースライン分離され,帰属し,定量化(PC用24PEの分子種と27)であることを確認した。さらに,鶏胸肉から抽出した脂質のクロマトグラムはプラスマローゲンピークを含むことを確認した。鶏胸肉から抽出した脂質のPE画分は17種類のエタノールアミンプラスマローゲンを含有し,重量で全体の約57%に相当する。PC画分はわずか四コリンプラスマローゲンを含み,全重量の約11%に相当した。pls PC分子種の組成はPL PEのそれとは異なっていた。pls PEのsn-2位置で結合した多価不飽和脂肪酸は20.5%20:4脂肪酸から構成され,sn-1位で炭素鎖とは無関係であった。しかし,sn-2位での18O+1脂肪酸は,sn-1位で炭素鎖に依存した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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脂質一般  ,  有機化合物の各種分析 

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