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J-GLOBAL ID:201802252410260377   整理番号:18A1884960

褐色大型藻類Undaria pinnatifida(ワカメ)の窒素同位体組成に及ぼす同位体分別の影響

Influence of isotope fractionation on the nitrogen isotope composition of the brown macroalga Undaria pinnatifida
著者 (9件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 262-268  発行年: 2018年10月 
JST資料番号: W0962A  ISSN: 1322-0829  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大型藻類の安定窒素同位体比(δ15N値)は沿岸海洋環境における溶存無機窒素源を示すために用いられるが,δ15N値に及ぼす同位体分別の影響についてはほとんど知られていない。著者らは,日本の東北太平洋海岸にある志津川湾の内湾と外洋(それぞれA領域とB領域)で栽培したUndaria pinnatifida(ワカメ)のδ15N値を比較した。葉状体の長さ,面積および重量を含む藻類成長指標の値は,A領域よりB領域で高かった。ワカメのδ15N値は,A領域(6.7±0.4‰)よりB領域(4.7±1.0‰;平均±標準偏差)で有意に低かった。ワカメのδ15N値の差異は,海水NO3(ソース同位体標識)のδ15N値による説明はできず,これは2つの領域で類似していた(7.5±0.3‰)。2つの領域のプールされたデータから,ワカメのδ15N値が葉状体サイズの増加とともに減少することが示された。本結果は,ワカメのδ15N値が同位体分別により影響されることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  外生物質の生物影響一般  ,  海藻類 

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