文献
J-GLOBAL ID:201802252426433786   整理番号:18A0975691

心臓アンキリン反復蛋白質の増加した発現は中皮腫細胞におけるペメトレキセドにより誘導され,ペメトレキセド耐性に対する可能なマーカーである【JST・京大機械翻訳】

Augmented expression of cardiac ankyrin repeat protein is induced by pemetrexed and a possible marker for the pemetrexed resistance in mesothelioma cells
著者 (12件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 120  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7315A  ISSN: 1475-2867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ペメトレックス(PEM)はDNAおよびRNA合成を標的とする抗癌剤であり,中皮腫および非小細胞肺癌に対して臨床的に使用されている。PEMに対する耐性機構は,核酸代謝に関与するいくつかの酵素の高い活性と関連している。関連酵素活性の増加を示さない2種類のPEM耐性中皮腫細胞を確立した。マイクロアレイ分析によりPEM耐性細胞において増強された遺伝子をスクリーニングし,ウェスタンブロット分析により発現レベルを確認した。PEM耐性における候補の関与の可能性を,si-RNAによる発現をノックダウンした後にWSTアッセイにより調べた。また,AMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)とp53に影響する因子によるアップレギュレーション発現の機構を分析した。著者らは,心臓アンキリン反復蛋白質(CARP)の発現が,マイクロアレイおよびウェスタンブロット分析によりPEM耐性細胞において上昇していることを見出した。しかし,si-RNAによるCARP発現のダウンレギュレーションは,PEM耐性に影響を及ぼさなかった。PEMで処理した親およびPEM耐性細胞は,CARP,AMPK,p53およびヒストンH2AXの発現を増加させた。しかしながら,CARPアップレギュレーションはp53遺伝子型に無関係で,AMPK活性化因子により誘導されなかった。p53分解の阻害剤nutlin-3aによるp53レベルの増加,及びDNA損傷はCARP発現の増強と必ずしも関連しなかった。これらのデータは,アップレギュレーションされたCARP発現が中皮腫におけるPEM耐性の発生に対する潜在的マーカーであり,PEM仲介増強発現がPEMに対する即時細胞応答と直接関連しないことを示唆する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  生物学的機能  ,  運動器系の基礎医学  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (23件):
もっと見る

前のページに戻る