抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・2012年から2016年までの信州大学山学研究所が行った諏訪湖の定期調査結果を報告した。
・諏訪湖湖心において,結氷期の1・2月を除く3~12月にも原則として隔週で試料採取を行った。
・湖心では白色のセッキー板を用いた湖水の透明度,溶存酸素計による水中光量子密度,およびpH計・電気電伝導計による水測定を行った。
・分析方法は,ガラス繊維濾紙を用いて水中懸濁有機物量を測定した。
・アンモニア濃度は,インドフェノール法により測定した。
・その他,溶存態全窒素,溶存態反応性リン濃度,全リン濃度,化学的酸素要求量(COD),有機炭素濃度,陽イオンと陰イオン濃度,クロロフィル濃度を測定した。
・透明度の改善傾向は2000年以降継続している。
・全窒素濃度の低下と全リン濃度,懸濁物質濃度の低値での安定が見られ,以前よりも高い透明度が維持されていた。
・また,湖心だけではなく,流入河川,流出河川の観測値や分析値も可能な限り掲載した。