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J-GLOBAL ID：201802252937928776   整理番号：18A1427289

セリンおよびメタロ-β-ラクタマーゼおよびそれらの阻害剤の構造,機能【JST・京大機械翻訳】

Structure, Function of Serine and Metallo-β-lactamases and their Inhibitors

著者 (3件)： Salahuddin Parveen (Distributed Information Sub-Centre, A.M.U. Aligarh, 202002, India) ,  Kumar Amit (Distributed Information Sub-Centre, A.M.U. Aligarh, 202002, India) ,  Khan Asad U. (Interdisciplinary Biotechnology Unit, A.M.U. Aligarh, 202002, India)
資料名： Current Protein & Peptide Science  (Current Protein & Peptide Science)
巻： 19  号： 2  ページ： 130-144  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3615A  ISSN： 1389-2037  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラム陰性菌における抗生物質耐性は,これらの細菌がβ-ラクタム抗生物質の不活性化の原因となるβ-ラクタマーゼを活発に産生するために起こる主要な健康脅威として出現した。最初のβラクタマーゼは1940年に大腸菌において報告され,臨床環境における最初の抗生物質ペニシリンの放出の前に報告された。その後,グラム陽性菌,グラム陰性菌およびマイコバクテリアにおいて多数のβ-ラクタマーゼが発見されている。現在,セリンおよびメタロ-β-ラクタマーゼの多数の三次元構造が解明されている。セリンβ-ラクタマーゼは本質的に2つの構造ドメイン(すべてのαとα/βドメイン)から成り,活性部位は2つのドメイン間の溝に位置する。セリンβ-ラクタマーゼの触媒作用はアシル化と脱アシル化反応を経て進行する。金属-β-ラクタマーゼの三次元構造は,Zn2+イオンによる中心「ββ」-サンドイッチを持つ共通の4層「αβ/βα」モチーフを置換し,2つのα-ヘリックスがどちらかの側に位置していた。メタロ-β-ラクタマーゼの活性部位は,β-ラクタム抗生物質の加水分解に必要な金属結合アミノ酸と分極水分子に配位する1又は2Zn2+イオンを含む。上記の見解を念頭に置いて,本レビューでは,セリンとメタロ-β-ラクタマーゼの触媒作用の構造と機構の現在の知識に光を当てた。さらに,β-ラクタマーゼに関する突然変異研究は,活性部位残基および触媒における活性部位ポケットに近い残基の重要性を強調する。細菌感染に対抗するために,抗生物質との併用におけるβ-ラクタマーゼのより効率的な新規阻害剤も使用されており,レビューのテーマも形成されている。Copyright 2018 Bentham Science Publishers All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ペニシリン類 ,  アシル化 ,  *β-ラクタマーゼ ,  大腸菌 ,  触媒 ,  不活性化 ,  突然変異 ,  グラム陰性菌 ,  活性部位 ,  加水分解 ,  グラム陽性菌 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノアルコール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： 触媒作用 ,  三次元構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： セリン-β-ラクタマーゼ ,  メタロ-β-ラクタマーゼ ,  β-ラクタム系抗生物質 ,  アシル化反応 ,  脱アシル化反応 ,  β-ラクタマーゼの構造 ,  β-ラクタマーゼの触媒機構 ,  β-ラクタマーゼの阻害剤

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： セリン

タイトルに関連する用語 (3件)： セリン ,  メタロ-β-ラクタマーゼ ,  阻害剤