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J-GLOBAL ID：201802253028195868   整理番号：18A0657439

過去と近年の積雪調査から推定した月山地域の積雪賦存量

Snow water equivalent around Mt. Gassan estimated by past and recent snow survey data

著者 (3件)： 阿部修 (防災科学技術研) ,  山口悟 (防災科学技術研) ,  小野正光 (双葉建設コンサルタント)
資料名： 雪氷  (Journal of the Japanese Society of Snow and Ice)
巻： 80  号： 2  ページ： 149-157  発行年： 2018年03月15日 
JST資料番号： G0017A  ISSN： 0373-1006  CODEN： SPYOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 月山(標高1984m)における,過去(1954,1955年)と近年(2003,2004年)に実施された4冬期の3月下旬の積雪調査から,積雪深の標高依存性および積雪深から積雪水量への換算式を検討し,月山山頂を中心にした東西南北それぞれ20km四方の積雪賦存量を推定した。その結果,標高ごとの積雪賦存量では900-1000mに最大値が出現すること,全体の積雪賦存量は約5.2億tとなることがわかった。また,平均積雪水量は1300mmとなり,この地域が我が国有数の多雪地帯の一つであることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： 山岳 ,  *積雪 ,  高さ ,  山形県 ,  深さ ,  依存性
準シソーラス用語： 月山 ,  標高 ,  標高依存性

分類 (1件)： 雪氷学  (DC08000N)

引用文献 (25件)：

• 阿部 修,山口 悟,小野正光(2005):月山における最近の積雪調査と過去との比較.東北の雪と生活,20, 22-23.
• 安斎 徹(1953):月山積雪調査の記録.山形県積雪総合調査報告,仙台管区気象台・秋田営林局・山形県, 51-55.
• 東 晃(1981):寒地工学基礎論,東京,古今書院,247 pp.
• 樋口敬二(1968):日本における雪渓の氷河学的研究. 雪氷,30,195-205.
• 石原健二,福井 篤(1955):日本における雪量調査事例.雪氷の研究,2,293-236.

タイトルに関連する用語 (6件)： 過去 ,  積雪 ,  調査 ,  推定 ,  月山 ,  地域