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J-GLOBAL ID：201802253045846935   整理番号：18A1421418

次世代Zr化成処理&対応電着の実用化開発

Next Generation Zr Chemical Treatment and Its Suitable ED Coating

著者 (4件)： 辻智子 (SUBARU) ,  清水純 (SUBARU) ,  内田克也 (SUBARU) ,  板野展昭 (神東アクサルタコーティングシステムズ)
資料名： SUBARU技報  (SUBARU Technical Review)
号： 45  ページ： 139-144  発行年： 2018年06月 
JST資料番号： G0521B  ISSN： 0910-4852  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生産台数の増加により,車体の塗装前処理工程(化成処理工程)から発生するスラッジ(産業廃棄物)が増加している。また,化成処理の排水には,環境汚染物質であるP,Ni,Mnが含まれており,環境保全の観点から,これらの低減が求められている。そこで,スラッジ発生量の低減が期待でき,環境汚染物質のP,Ni,Mnを含まないZr化成処理を導入した。導入にあたり,懸念点である1)当社の車体材料に対する防錆性能と塗装密着性確保,2)電着塗装の付き廻り性確保が可能な条件を見極め,Zr化成に適合する電着塗料を開発した。その結果,従来のリン酸亜鉛化成処理と同等の防錆性能,塗装密着性を確保しつつ,スラッジ発生量の大幅低減,環境汚染物質P,Ni,Mnを含まない塗装工程を実現した。(著者抄録)

シソーラス用語： *化成処理 ,  ジルコニウム ,  実用化 ,  自動車車体構造 ,  *塗装 ,  自動車 ,  スラッジ ,  下水処理水 ,  汚染物質 ,  環境保全 ,  防食 ,  塗膜密着性 ,  *電着塗装 ,  水性塗料 ,  工程
準シソーラス用語： Zr ,  環境汚染物質 ,  自動車車体 ,  *自動車塗装 ,  処理排水 ,  電着塗料 ,  塗装工程 ,  塗装密着性 ,  防錆

分類 (2件)： 自動車製造  (QG08000M) ,  自動車への塗装  (YJ04020X)

引用文献 (3件)：

• 迫 良輔 : 塗装工学Vol.48, No.11 479-487 (2013) 自動車鋼板の化成処理技術
• 岡田栄作, 細野宏 : 表面技術 Vol.55 No.11 (2004) 自動車用化成処理の環境対応
• 奈須秀樹,斉藤裕樹,青木康治 : スバル技報No.34 (2007) 高付き回り電着塗料の開発

タイトルに関連する用語 (6件)： 次世代 ,  Zr ,  化成処理 ,  電着 ,  実用化 ,  開発