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J-GLOBAL ID:201802253342175544   整理番号:18A0140775

無土壌栽培におけるレタス成長に及ぼすグリシン窒素の影響:植物一次代謝と二次代謝に発生した主要変化を同定するためのメタボロミクスアプローチ【Powered by NICT】

Effect of glycine nitrogen on lettuce growth under soilless culture: a metabolomics approach to identify the main changes occurred in plant primary and secondary metabolism
著者 (6件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 467-477  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0351A  ISSN: 0022-5142  CODEN: JSFAAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:レタスは酸化防止剤及び生物活性化合物の重要な源である。硝酸塩は園芸における基本的な肥料であると野菜の収量および品質に影響を及ぼすが,フラボノイドの生合成に及ぼす硝酸塩の負の影響はさらなる研究を必要とする。有機窒素(N)を含む肥料を用いた健康促進化合物の合成を促進することが期待される。【結果】レタスは9mmol・L 1~( 1)硝酸塩または9mmol・L 1~( 1)グリシンを含む培地で培養した4週間の水耕栽培した。一次および二次代謝産物をガスクロマトグラフィー/質量分析(GC/MS)と超高速液体クロマトグラフィー/イオン移動度分光法/四重極飛行時間質量分析(UPLC/IMS/QTOF MS)を用いて解析した。データ解析は,29種の代謝物が硝酸塩とグリシン処理間で有意に変化したことを明らかにした。代謝産物を暫定的にオンラインデータベース,文献と標準との比較により同定し,衝突断面積値を使用した。フラボノイド生合成,フェノール生合成とトリカルボン酸(TCA)サイクル応答の有意差は窒素源間で観察された。硝酸塩と比較して,グリシンはグリコシル化フラボノイド(ケルセチン3 グルコシド,ケルセチン3-(6′′-マロニルグルコシド),ルテオリン7 グルクロニド,ルテオリン7 グルコシド),アスコルビン酸とアミノ酸(L-バリン,L-ロイシン,L-グルタミン,アスパラギン,L-セリン,L-オルニチン,4-アミノブタン酸,L-フェニルアラニン)の蓄積を促進したがフェノール酸(ジヒドロキシ安息香酸ヘキソース異性体1及び2,チコリ酸,チコリ酸異性体1)およびTCA中間体(フマル酸,リンゴ酸,クエン酸およびコハク酸)を減少させた。【結論】は本研究で適用した新しい方法論は,レタス中の代謝産物を特性化するために用いることができる。グリシン供給への応答におけるグリコシル化フラボノイド,アミノ酸及びアスコルビン酸の蓄積は窒素源としてアミノ酸を用いた野菜の栄養価を変化させるという考えを支持する強い証拠を提供する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜とその加工品  ,  植物の生化学 

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