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J-GLOBAL ID：201802254664640887   整理番号：18A0538850

透明ポリマー材料と次世代光技術 材料技術:屈折率制御材料 ZrO₂ナノ微粒子を用いた有機-無機ハイブリッド光学樹脂の設計

著者 (1件)： 川口正剛 (山形大 大学院有機材料システム研究科)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 66  号： 4  ページ： 25-32  発行年： 2018年04月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ZrO₂ナノ微粒子を,ポリマー中に高濃度でナノ分散した高屈折率光学材料の合成について解説。
・ZrO₂水分散液に適切な脂肪酸(ラウリン酸)またはビスフェノールAグリシジルエーテル(BADGE)を添加した後,トルエンに,水およびトルエンの双方に溶解するメタノールを加え,共沸によって水とメタノールを除去する方法で凝集することなく,ZrO₂の透明なトルエン分散液を調製。
・ヘキサン酸とメタクリル酸メチルの混合物の表面処理剤を用いた場合でも,疎水化処理されたZrO₂ナノ微粒子は有機溶媒に溶解可能。
・ZrO₂ナノ粒子の透明トルエン分散液,または疎水化処理ZrO₂ナノ微粒子を,スチレンまたはメタクリル酸メチルなどのビニル単量体に高濃度で溶解後,重合により透明な高屈折率バルク材料を合成。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *屈折率 ,  *光屈折 ,  光屈折効果 ,  *酸化ジルコニウム ,  光分散 ,  *高分子有機-無機ハイブリッド ,  表面処理 ,  表面改質 ,  ビスフェノールAエポキシ樹脂 ,  透明材料 ,  光学材料 ,  ポリスチレン ,  ポリメタクリル酸メチル ,  分散【dispersion】 ,  塊状重合 ,  可溶化 ,  可溶化剤 ,  プラスチックレンズ ,  オプトエレクトロニクス ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  脂肪酸
準シソーラス用語： Abbe数 ,  *ナノ微粒子 ,  ナノ分散

分類 (6件)： ポリスチレン  (YH07120V) ,  エポキシ樹脂  (YH07040I) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  光物性一般  (BM08010A) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (4件)： BADGE ,  スチレン ,  メタクリル酸メチル ,  ラウリン酸

タイトルに関連する用語 (9件)： ポリマー材料 ,  次世代 ,  光技術 ,  屈折率 ,  ZrO2 ,  ナノ微粒子 ,  有機-無機ハイブリッド ,  光学樹脂 ,  設計