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J-GLOBAL ID:201802254683032301   整理番号:18A0242589

ECD/FTICR MSによって明らかにされた糖化と組み合わせたパルス電場前処理によるβ-ラクトグロブリンの還元IgG/IgE結合の機構【Powered by NICT】

The mechanism of reduced IgG/IgE-binding of β-lactoglobulin by pulsed electric field pretreatment combined with glycation revealed by ECD/FTICR-MS
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 417-425  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ウシβ-ラクトグロブリン(β Lg)は,牛乳中に存在する主要なアレルゲンであるとIgE介在性牛乳アレルギーの約90%を引き起こす。以前の研究は,パルス電場(PEF)処理は,蛋白質,蛋白質糖化の改善に寄与する可能性のあることを部分的にできることを示した。本研究では,IgG/IgE結合能に及ぼすグリコシル化及びβ-Lgの構造と結合したPEF前処理の影響を調べた。結果はグリコシル化と組み合わせたPEF前処理は有意にIgGとIgE結合能,二次および三次構造の変化と糖化部位と電子捕獲解離Fourier変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析(ECD/FTICR MS)により決定された置換当たりペプチド(DSP)値の増加に起因していたを減少させることを示した。予想外に,二マンノース分子を添加した糖化部位(K47,K91株とK135)はPEF前処理でグリコシル化したβ-Lgで同定された。さらに,結果は,25kV cm~ 1~60μsのPEF前処理はβ-Lgのグリコシル化度を増加させることによりIgG/IgE結合容量の減少を促進することを示した,同じ条件の下での単一PEF処理は,β-Lgの構造部分的なアンフォールディングによるIgG/IgE結合能を顕著に増強した。結果はECD/FTICR MSは分子レベルでの構造特性化によりβ-LgのIgG/IgE結合の減少の機構を理解するのに役立つことを示唆した。糖化と組み合わせたPEF前処理はβ-Lg脱感作のための代替法を提供するかもしれない。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  植物の生化学 

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