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J-GLOBAL ID：201802254705672792   整理番号：18A0252529

ニューサンドポニックスによるトマト高品質安定生産技術

著者 (2件)： 松尾圭一郎 (住友電気工業) ,  金澤進一 (住友電気工業)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 93  号： 2  ページ： 159-166  発行年： 2018年02月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・住友電工は,1977年から市販してきた点滴砂耕栽培システム「サンドポニックス」を底面給水方式に変更し,「ニューサンドポニックス」(NSP)を開発。
・NSPのトマト栽培による実証試験を紹介。
・NSPでは水位差変更により培地含水率の安定化が可能。
・水位差によってトマトの糖度が上昇するまでの積算温度が異なり,7cmの場合は収穫開始から栽培収量までほぼ一定の糖度で推移。
・水位差が最適の7cmの場合は,気相率が最適の2~11%になる培地中央の広い範囲に根域が形成。

シソーラス用語： *砂耕 ,  *システム ,  *給水 ,  トマト ,  実証実験 ,  水位 ,  含水量 ,  品質 ,  糖度 ,  気相 ,  根圏
準シソーラス用語： 果実品質 ,  含水率 ,  根域 ,  *栽培システム ,  実証試験 ,  *底面給水

分類 (2件)： 作物栽培施設  (FB03040V) ,  野菜  (FC03043X)

引用文献 (6件)：

• 北川一栄ら, 「情報時代の農業-農業はどう変わるか」, 創元新書, 1971.
• 鈴木明夫, 「植物の砂栽培システムに関する研究」, 東京大学博士論文, 1988.
• 馬場将人ら, 「新型サンドポニックスによる工業的作物生産」, SEIテクニカルレビュー, No.186, pp.98-101, Jun. 2015.
• 藤巻晴行・他, 「低圧力水頭領域のおける不飽和透水係数推定のための定常蒸発方の砂丘への適用」, 日本砂丘学会誌 Vol.46, No.1, pp.15-26, 1999.
• 中野明正ら, 「各種培地の物理性評価とそれらが初期のトマト根系発達に及ぼす影響」, 根の研究, 25 (4), 94, 2016.

タイトルに関連する用語 (2件)： トマト ,  品質安定