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J-GLOBAL ID:201802255106034766   整理番号:18A0778236

CP Ti並びにTi-Nb-Ta-Zr合金の高温酸化膜の界面組織観察

TEM Observations of Metal/Oxide Interfacial Microstructure in CP Ti and Ti-Nb-Ta-Zr Alloys Oxidized in High Temperature
著者 (1件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 123-127  発行年: 2018年04月28日 
JST資料番号: G0043A  ISSN: 1341-1713  CODEN: CHITF5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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酸化した工業用純チタン(CP Ti)およびTi-29Nb-13Ta-4.6Zr(TNTZ)合金の酸化物/金属界面微細構造を,透過型電子顕微鏡(TEM)および電子分散分光法を備えた走査型透過型電子顕微鏡(STEM-EDS)により研究した。1273Kで電気炉中で高温酸化により,酸化物/金属試料を調製した。集束イオンビーム系(FIB)を用いてTEM試料を作製した。CP Tiの酸化物/金属界面は,酸化物層と金属基板間のフィブリル状結晶粒から成る40~50nm厚さの反応層を含み,反応拡散が酸化中に起こることを示した。反応層に隣接する酸化物中に,数10nmの等軸粒と空隙を観察した。これらの観察結果により,CP Ti上のTiO2層のパイ皮状多層構造の形成機構を部分的に説明できた。一方,TNTZでは酸化物と基板の間に1~2μmのナノサイズの粒成長層が形成されており,これはCP Tiとは明らかに異なる界面微細構造であった。TEMとSTEM観察は,基板が熱処理中に徐々に酸化され,高温酸化過程の間に金属/酸化物界面で,TiO2とTiNb2O7の核形成,および粒成長が進行することを示唆した。その結果,TNTZにおける段階的酸化過程は,その緻密な酸化物構造と連続的金属/酸化物界面微細構造につながり,これは,高い剥離抵抗をもたらす可能性があった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の表面処理  ,  変態組織,加工組織 
引用文献 (10件):
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