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J-GLOBAL ID：201802255429821492   整理番号：18A0362555

紫外発光混晶アルミン酸亜鉛蛍光体の発光特性

Luminescent properties of ultraviolet emitting zinc aluminate alloy phosphor

著者 (4件)： 松浦大河 (静岡大 工) ,  小南裕子 (静岡大 大学院総合科学技術研究科) ,  中西洋一郎 (静岡大 電子工研) ,  原和彦 (静岡大 電子工研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 411(EID2017 30-43)  ページ： 13-16  発行年： 2018年01月18日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スピネル構造をもつアルミン酸亜鉛(ZnAl₂O₄)のAlサイトをGaで置換することでバンドギャップを制御し,発光波長を制御することが目的であり,殺菌や皮膚治療等における光源としての応用を目指す。Zn(Al_1-xGa_x)₂O₄蛍光体のAl/Ga比を変化させた試料を固相合成法により作製し,それらの結晶構造・発光特性について評価を行った。X線回折では,1300°Cで焼成した試料においては,概ね単一相の生成が確認され,Ga比の増加に伴い回折ピークは低角側にシフトすることを確認した。電子線励起発光では,約250nmにZnAl₂O₄の紫外発光を確認し,Ga比増加に伴い発光波長は長波長側にシフトした。固溶体形成により,発光スペクトルは狭小化し,また発光ピークはGa比に伴いシフトさせることが可能であることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： アルミン酸塩 ,  亜鉛化合物 ,  固溶体 ,  蛍光体 ,  *発光ダイオード ,  電子ビームポンピング ,  *材料 ,  ガリウム酸塩 ,  X線回折 ,  アルミン酸亜鉛 ,  ガリウム酸亜鉛 ,  *発光材料 ,  *紫外線発光ダイオード
準シソーラス用語： 混晶 ,  *紫外発光ダイオード ,  電子線励起

分類 (2件)： 発光素子  (NC03082G) ,  固体デバイス材料  (NC03020K)

引用文献 (6件)：

• Hirayama, et. al., Appl. Phys. Lett., 91, 071901 (2007).
• Hirayama, et. al., APEX, 3, 031002 (2010).
• H. Kominami, et. al., Proc. of IVNC2009, pp.67-68 (2009).
• T.Ishinaga, T.Iguchi, H.Kominami, K.Hara, M.Kitaura and A.Ohnishi, Luminescent property and mechanism of ZnAl₂O₄ ultraviolet emitting phosphor, Phys. Status Solidi C 12/6 pp.797-800, (2015.6).
• T. Ito, H. Kominami, Y. Nakanishi, K. Hara, Proc of IDW'16, pp.639-640 (2016).

タイトルに関連する用語 (4件)： 混晶 ,  アルミン酸亜鉛 ,  蛍光体 ,  発光特性