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J-GLOBAL ID:201802255642860126   整理番号:18A1790934

可逆的ルミネセンスを示すCu(I)イソシアニド錯体の合成とキャラクタリゼーション

Synthesis and characterization of Cu(I) isocyanide complexes exhibiting reversible luminescence
著者 (5件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 081601.1-081601.6  発行年: 2018年08月 
JST資料番号: G0520B  ISSN: 0021-4922  CODEN: JJAPB6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文で,著者らは,Cu(I)イソシアニド錯体,すなわち,[CuI(PDI)]二量体(PDI=1,4-フェニレンジイソシアニド)および[Cu2I2(PPh3)2(PDI)2](PPh3=トリフェニルホスフィン)の合成について記した。それらは,それぞれUV照射下の固体状態において,弱いオレンジ発光(量子収量Φ=1%)および強いペールブルー発光(Φ=13%)を示した。粉砕により,[CuI(PDI)]二量体のルミネセンスは変化しなかったが,[Cu2I2(PPh3)2(PDI)2]のルミネセンスは,弱いオリーブ発光(Φ=4%)に変化した。粉砕した[Cu2I2(PPh3)2(PDI)2]の有機溶媒による処理とそれに続く乾燥とは,その元のペールブルー発光を回復させ,それが可逆的発光性メカノクロミズムであることを示唆した。さらに,[CuI(PDI)]二量体と[Cu2I2(PPh3)2(PDI)2]の両方がサーモクロミズムを示すこと,すなわち,それらの発光は77Kで非常に強い緑色発光に変化することを記した。特に,時間依存密度汎関数理論計算は,[Cu2I2(PPh3)2(PDI)2]の発光が,ハロゲン化物から配位子への電荷移動により誘起されるルミネセンスに帰属決定できることを明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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錯体のルミネセンス 
タイトルに関連する用語 (5件):
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