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J-GLOBAL ID:201802255834318715   整理番号:18A1307139

負荷リモネンの放出と酸化に及ぼすゼイン系マイクロカプセルの影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of zein-based microencapsules on the release and oxidation of loaded limonene
著者 (12件):
資料名:
巻: 84  ページ: 330-336  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リモネンは広く使用されているフレーバー油の一種であり,レモン様臭気の損失とオフフレーバーの形成により分解されやすい。本研究はリモネン保護と制御可能な放出のためにリモネンを負荷した新しい構造的に良く定義されたゼインベースのコア-シェルマイクロカプセルを開発することを目的とした。マイクロカプセルは二段階不均一沈殿プロセスを用いて作製し,シェルは油-水界面上で直接ゼイン析出により形成され,疎水性相互作用により駆動される水添加と共に成長した。コア-シェルマイクロカプセルの形成は,10μmに近いD_4,3と約25nmのシェル厚さで約2.0のリモネン/ゼイン比で起こり,一方,シェルに対するコアの質量比はカプセル化の形成に影響し,シェル厚さは制御できた。マイクロカプセルの内部粗さと多孔質シェルも観察した。カゼインナトリウム(SC)は静電相互作用により疎水性ゼイン表面に吸着され,親水性界面に寄与し,水中の凍結乾燥粉末の再分散性を改善した。ゼイン-SCマイクロカプセルからのバースト放出相におけるリモネンの放出速度はホエー蛋白質分離物(WPI)安定化乳濁液のそれよりも有意に低く,持続相において段階的になる傾向があり,ゼロ次速度論に従った。マイクロカプセルのリモネン保持率は,加速貯蔵条件でのWPI安定化エマルションのそれより高く,マイクロカプセルのゼイン-SCシェルの固体バリアに起因した。マイクロカプセルとWPI安定化エマルションの両方におけるリモネン保持率と貯蔵時間の高い線形関係(R2>0.96)が観察され,リモネン分解の潜在的制御性を示唆した。不安定なフレーバー油の遅い放出と酸化防止を伴う天然生体高分子ベースのコロイドマイクロカプセルを設計する能力は,水性食品中の安定な分散における新しい機会を開く。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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食品の品質  ,  食用油脂,マーガリン 
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