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J-GLOBAL ID:201802256377655056   整理番号:18A0658358

諫早湾アサリ覆砂漁場における安定生産に向けた研究

著者 (1件):
資料名:
号: 43  ページ: 25-99  発行年: 2018年03月23日 
JST資料番号: Y0133A  ISSN: 0388-8401  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・第1章では養殖場における稚貝発生量を周年調査し,着底稚貝から漁獲加入までの成長について定量的に検討。また2005年に造成された漁場でコホートを追跡し,成長と生残に関して詳細な検討。
・第2章ではアサリ資源の減少要因として夏季の大量斃死と台風の影響を議論。大量斃死が発生した干潟養殖場において殻長サイズ別のアサリの生残率の変化を検討したところ,成貝よりも稚貝の生残率が高いという定量的な結果を報告。
・第3章では夏季におけるアサリの大量斃死対策として,1か月ほど沖合のカキ養殖筏で垂下飼育を実施し,この手法が簡便な大量斃死対策となりうるか検討。
・第1~3章の研究により,長崎県諫早市小長井町の本地先では,地元産稚貝高いレベルで発生し,1.5~2年で殻長30mmサイズになり,漁獲へ加入することが明らかになり,自給生産できる可能性を示唆。
・第4章ではアサリ養殖の安定生産に向けた取り組みとして,漁場管理の面から底質環境,アサリ密度及び貧酸素の継続時間に関して提言。
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分類 (2件):
分類
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魚類以外の水産動物  ,  漁場・漁況 
引用文献 (45件):
  • 相澤 康,滝口直之(1999)MS-Excelを用いたサイズ度数分布から年齢組成を推定する方法の検討.水産海洋研究,63,205-214.
  • 秋山章男(1985)底生動物の挙動と食物連鎖,潮間帯周辺海域における浄化機能と生物生産に関する研究.昭和59年度研究成果報告書,東海区水産研究所・南西海区水産研究所,99-104
  • 藤井明彦・山本憲一(2002)2001年夏季に諫早湾の浅海域でみられた貧酸素化について.長崎県水産試験場研究報告,28,9-14.
  • 藤井明彦・山本憲一(2003)諫早湾におけるタイラギ・アサリの現状と問題点.月刊海洋,35, 235-240
  • 藤井明彦・中田 久・池田義弘・岩永俊介・北田哲夫(2006)ながさき型新水産業創出事業(諫早湾アサリの耐夏試験).平成17年度長崎県総合水産試験場事業報告,pp.106-108.
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