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文献
J-GLOBAL ID:201802256599793826   整理番号:18A0154675

Au(111)上のクアテルチオフェン末端自己組織化単分子層の励起子消光に及ぼす分子歪の影響【Powered by NICT】

Influence of molecular distortion on the exciton quenching for quaterthiophene-terminated self-assembled monolayers on Au(111)
著者 (11件):
資料名:
巻: 669  ページ: 160-168  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0129B  ISSN: 0039-6028  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Au(111)上の構造特異的アルカンチオラートベース自己集合単分子層(SAM)の光励起電子状態の動力学を調べた。アルキレン鎖のメチレン単位(n)の数では,末端置換基の間の強い干渉のために,分子歪みが期待されている。この幾何学的摂動を中心に,ここでは,偶数n(=6および8)の光励起クアテルチオフェン(4T)-末端アルカンチオラートSAM(4Tc_n S SAM)の消光過程に及ぼす分子歪の影響を調べた。4Tc_n S SAMの占有及び非占有電子準位を紫外光電子分光(UPS)及び二光子光電子放出(2PPE)分光法によってそれぞれ特定される。4Tc_n S SAMの光励起状態の寿命(τ_n),消光速度を,時間分解2PPE測定により評価した。奇数n[J.Phys.Chem.119(2015)7400 7407]の以前に報告された結果と比較して,すべての偶数nのτ_nはn±1の中では電子準位ではごくわずかな差とは対照的に 1,すなわち,τ_6≒τ_5とτ_8≒τ_7に接近しないことを見出した。走査型トンネル顕微鏡(STM)及び赤外反射吸収分光法(IRAS)を用いて分子配置の検討により,著者らは,4T基配向の弱いn依存性とアルキレン鎖のパリティ依存性立体配座変化を明らかにした。τ_nのパリティ依存性は脂肪族アルキレン鎖であり,これは歪曲されたアルキレン鎖はnも現れ,よりも芳香族4t基の電子的修飾の構造歪みに起因することを結論した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理的手法を用いた吸着の研究  ,  金属薄膜 

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