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J-GLOBAL ID:201802256892575328   整理番号:18A2057455

複合材料中の層間接着強度に及ぼす残留応力の影響

Effect of Residual Stress in Composites on its Interlayer Adhesive Strength
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号: 11  ページ: 410-415  発行年: 2018年11月01日 
JST資料番号: G0749A  ISSN: 0916-4812  CODEN: NSEGE7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本レビューでは,複合材料の残留応力が層間接着強度に及ぼす影響について紹介した。樹脂製品の残留応力の簡易評価法についても説明した。炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)を,平織炭素布とPA6の薄板を積み重ね,熱プレスすることにより製造した。層間接着強度の評価のために,熱プレスの前に薄いポリイミドシートを挿入することによって模擬中間層を調製した。半球状の先端を有するニードルを超音波変換器を用いて軸方向に振動させた。CNC制御XYZテーブルを用いて,振動ニードルを厚さ方向にCFRTPに対して刺突した。模擬中間層に引張荷重を加えることにより,接着強度を評価した。試験結果は,ニードルが適切な速度で刺突されたとき,CFRTPの層間接着強度が改善されたことを示した。接着強度の改善は,模擬中間層の面積に依存した。モデル試験片を用いて測定した硬度分布は,刺突点周辺のモデル試験片の硬度が改善されることを明らかにした。単軸応力下での樹脂の硬度測定は,樹脂の硬度がほぼ逆の線形関係を示すことを明らかにした。これらの結果は,超音波ニードルパンチングによる圧縮残留応力の存在が,CFRTP層間接着強度の改善を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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強化プラスチックの成形  ,  充填剤,補強材  ,  機械的性質 
引用文献 (14件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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