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J-GLOBAL ID:201802256972760618   整理番号:18A0264934

高分子量生体分子の負荷と放出に及ぼす温度感受性リポソーム製剤の効果【Powered by NICT】

The effect of thermosensitive liposomal formulations on loading and release of high molecular weight biomolecules
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巻: 524  号: 1-2  ページ: 279-289  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0285B  ISSN: 0378-5173  CODEN: IJPHD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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感熱性リポソームは局所温熱療法と併用した腫瘍への化学療法剤を送達するために使用されている臨床的ナノ担体である。しかし,高分子治療薬(蛋白質,核酸,生理活性ポリマ)のカプセル化と放出は,リポソーム形成中の不安定性と同様に低いカプセル化効率によって妨げられている。本研究の目的は,特異的ドラッグデリバリー応用に依存して,ナノキャリア設計時の制御への重要なパラメータを同定するために,低分子量および高分子量親水性薬物のカプセル化と放出に及ぼす感熱性リポソーム製剤の影響を調べることであった。様々な配合処方の感熱性リポソームは異なる脂質の組み合わせにより調製し,ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC),ジステアロイルホスファチジルコリン(DSPC),コレステロール(コラ), 1-パルミトイル-2-ヒドロキシ-sn-glycero-3-ホスホコリン(PリゾPC),及びPEG化脂質ジステアロイル-sn-glycero-3-ホスホエタノールアミン-N-メトキシ(PEG) 2000(DSPE PEG2000)を含む。薄膜水和法は,異なる水溶性分子のリポソーム調製と担持のために使用した。カプセル化効率および放出プロファイルは,脂質二分子層と相互作用しないカルボキシフルオレセイン(CF),蛋白質(アルブミン),および親水性ポリマーなどの低分子量化合物を調べた,直線状デキストランおよびポリ(エチレングリコール)系星状重合体である。最適化リポソーム製剤[DPPC/PリゾPC/DSPE PEG200090/10/4(mol/mol)(LTSL)]は腎疾患と神経疾患のための薬物担体および可能性のある治療剤として認識されているが,リゾチームおよび脳由来神経栄養因子(BDNF)のようなカプセル化治療用蛋白質の更なる応用のために選択した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  固形製剤 
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