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J-GLOBAL ID:201802257160820491   整理番号:18A2134902

Heliosは外有毛細胞の成熟における重要な転写調節因子である

Helios is a key transcriptional regulator of outer hair cell maturation
著者 (23件):
資料名:
巻: 563  号: 7733  ページ: 696-700  発行年: 2018年11月29日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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聴覚を担う感覚細胞には,蝸牛の内有毛細胞(IHC)と外有毛細胞(OHC)があり,OHCは音の感受性と同調に必要である。これらの細胞タイプは共に共通の前駆細胞から生じると考えられているが,IHCとOHCの運命を制御する因子群についてはあまり理解が進んでいない。今回我々は,Heliosをコードする遺伝子Ikzf2が,マウスにおいて不可欠な転写因子であり,OHCの機能成熟および聴覚に必要であることを明らかにする。Heliosは出生後マウスのOHCで発現しており,celloマウスモデルでは,Ikzf2の点変異は若年発症型の感音難聴を引き起こした。Ikzf2cello/celloOHCでは,OHC機能成熟の特徴であるプレスチン依存性の電気的運動活性が顕著に低下しており,Slc26a5(プレスチンをコードする)およびOcmなどの非常に重要なOHC発現遺伝子のレベルも低下していた。さらに,IHCにおけるIkzf2の異所性発現は,OHC特異的遺伝子の発現を誘導し,古典的なIHC遺伝子の発現を低下させて,IHCに電気的運動能を付与することが示された。これにより,Ikzf2がIHCのトランスクリプトームをOHC様のアイデンティティーへと部分的に移行させ得ることが実証された。Copyright Nature Japan KK 2018
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  発癌機序・因子 
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