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J-GLOBAL ID：201802257377593461   整理番号：18A0058496

ほぼα相のTi合金の酸化挙動に及ぼすGa,Sn添加とミクロ組織の効果

Effects of Ga, Sn Addition and Microstructure on Oxidation Behavior of Near-α Ti Alloy

著者 (9件)： YANG Y. (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YANG Y. (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  KITASHIMA T. (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KITASHIMA T. (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  HARA T. (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  HARA Y. (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  YAMABE-MITARAI Y. (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  HAGIWARA M. (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  IWASAKI S. (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN)
資料名： Oxidation of Metals  (Oxidation of Metals)
巻： 88  号： 5-6  ページ： 583-598  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： E0165C  ISSN： 0030-770X  CODEN： OXMEAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： α相のTi合金は高い比強度を持つことから,航空機用エンジン材料として期待されているが,その低い耐酸化性が課題となっている。本研究においては,この課題に対して,合金元素添加を提案し,実験による検証を行なった。Ti-Al-Zr-Nb-Mo-Si合金をベースとしGaおよびSnをそれぞれ添加した合金サンプルを溶製し所定の熱処理を行なった後,750°Cにおいて20,45,70,90,110,140,240,340および500hの高温酸化試験を行なった。これらのサンプルについて,SEM,XRDおよびEDSを用いたキャラクタリゼーションを行なった。これらの実験から,Gaの添加は酸化物/基材界面での再結晶を誘起させることを見出し,これはこの近傍の残留応力の解放をもたらし,結果として保護膜の密着性を改善すると推察した。

シソーラス用語： *チタン合金 ,  α相 ,  ガリウム添加合金 ,  スズ添加合金 ,  高温酸化 ,  *酸化膜 ,  再結晶 ,  応力緩和 ,  *密着性

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (6件)： α相 ,  Ti合金 ,  酸化挙動 ,  Ga ,  Sn ,  ミクロ組織