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J-GLOBAL ID：201802258394481138   整理番号：18A0729783

LDPC符号を用いたリング署名方式について

On the Ring Signature Scheme Using LDPC Codes

著者 (5件)： 伊東春香 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  廣友雅徳 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  福田洋治 (近畿大 理工) ,  毛利公美 (岐阜大 工) ,  白石善明 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 481(ICSS2017 51-85)  ページ： 215-220  発行年： 2018年02月28日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リング署名とは,グループメンバであれば誰もが署名可能であり,かつ検証者に対して匿名性を保証できるグループ署名の一つである。誤り訂正符号の復号問題の困難性を用いたリング署名方式がいくつか提案されているが,グループメンバの情報を利用して署名するため,計算コストが大きい。本稿では,軽量で匿名性を有するリング署名を実現することを目的に,LDPC符号を用いたリング署名方式を提案する。提案方式では,擬三重対角構造を持つLDPC符号の疎なパリティ検査行列を閾値リング署名に適用することで,計算コストを削減している。(著者抄録)

シソーラス用語： *ゼロ知識証明 ,  *ディジタル署名 ,  *誤り訂正符号 ,  *パリティ検査 ,  距離 ,  最小値 ,  特性 ,  コンピュータセキュリティ ,  復号化 ,  計算量 ,  行列 ,  暗号鍵 ,  公開鍵暗号
準シソーラス用語： *リング署名 ,  *LDPC符号 ,  最小距離問題 ,  匿名性 ,  グループ署名 ,  三重対角行列

分類 (1件)： 符号理論  (ND02030R)

引用文献 (15件)：

• J. Stern, ′′A new paradigm for public key identification,′′ IEEE Trans. Inf. Theory, vol.42, no.6, pp.1757-1768, Nov. 1996.
• 伊東春香,廣友雅徳,福田洋治,毛利公美,白石善明,′′LDPC符号を用いたゼロ知識証明型認証方式について,′′信学技報,ICSS2017-7,pp.37-42,June 2017.
• 伊東春香,廣友雅徳,福田洋治,毛利公美,白石善明,′′LDPC符号を用いたゼロ知識証明型認証方式について(II),′′コンピュータセキュリティシンポジュウム2017,pp.264-271,Oct.2017.
• 土田敏生,伊東春香,瀧田慎,廣友雅徳,野村健太,白石善明,毛利公美,福田洋治,森井昌克,′′LDPC符号を用いたシンドローム復号問題に基づく署名方式,′′信学技報,ICSS2017-42,pp.23-27,Nov.2017.
• C. A. Melchor, P. L. Cayrel, P. Gaborit, and F. Laguillaumie, ′′A New Efficient Threshold Ring Signature Scheme Based on Coding Theory,′′ IEEE Trans. Inf. Theory, vol.57, no.7, pp. 4833-4842, July. 2011.

タイトルに関連する用語 (2件)： LDPC符号 ,  署名