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J-GLOBAL ID：201802258467567309   整理番号：18A0577351

季節積雪における優先的流れの発達の経年変化と積雪条件への依存性【Powered by NICT】

Year-to-year changes in preferential flow development in a seasonal snowpack and their dependence on snowpack conditions

著者 (3件)： Yamaguchi Satoru (Snow and Ice Research Center, National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience (NIED), Nagaoka, Niigata, Japan) ,  Hirashima Hiroyuki (Snow and Ice Research Center, National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience (NIED), Nagaoka, Niigata, Japan) ,  Ishii Yoshiyuki (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido, Japan)
資料名： Cold Regions Science and Technology  (Cold Regions Science and Technology)
巻： 149  ページ： 95-105  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0504B  ISSN： 0165-232X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 積雪への水浸透は,水チャネルを通した均一又は選択のいずれかパーコレーションとして分類できる。積雪における多次元水運動のシミュレーションのための一次元水分移動モデルを拡大するために,天然積雪中の水チャンネルを介した水の優先的パーコレーションを生成する条件を理解する必要がある。地球科学および災害回復力のための国立研究所,雪氷研究センターでは,2006年から自然積雪の底部から排出される水の分布を測定するためのマルチコンパートメントライシメータ(M.C.L.)(3×3m;九小型ライシメータから成る1×1m領域の各)を運用している。測定データは水放出(SHD)の強い不均一分布を示した。具体的には,各小ライシメータで放電間の有意差が認められた。このようなSHDは積雪のかなりの水平水移動による水路における濃縮水の選択流に起因するべきである。対応する気象データを用いた九年M.C.L.のデータを比較して,SHDは以下の条件の下でしばしば起こることを見出した:1)冬の間,最大雪高さは30年(1.4 m)の平均最大積雪高さより大きい場合2)冬の後半部分で,具体的には,最大雪高さ後の期間を記録した;および3)融雪と降雨から大量の水入力の場合。さらに,は,雪ピットデータを用いてSHD条件を解析し,雪層の間の毛管力の大きな違い,微細及び粗大層状構造の間,積雪中の浅部にしたときSHDは大部分が起こることを見出した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 放水 ,  ライシメータ ,  一次元 ,  冬 ,  融雪 ,  気象データ ,  降雨 ,  災害復旧 ,  水路 ,  浸透 ,  パーコレーション ,  *積雪 ,  *雪 ,  水分移動
準シソーラス用語： 選択流 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 雪氷学  (DC08000N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 季節 ,  積雪 ,  優先 ,  流れ ,  発達 ,  経年変化 ,  依存性