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J-GLOBAL ID:201802258596741920   整理番号:18A0376517

ヨシエビの生活史初期個体に対する貧酸素および硫化水素曝露の影響

Effects of exposure to hypoxia and hydrogen sulfide on greasyback shrimp Metapenaeus ensis at the early life stages
著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 31-37(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0648A  ISSN: 2188-3262  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者等は制御された実験室条件下における,ヨシエビ,Metapenaeus ensisの貧酸素およびH<sub>2</sub>S曝露の耐性について検討した。幼生と若齢個体を,非イオン化H<sub>2</sub>S(濃度が0.09~0.62mg/L)の有り無しで正常酸素水または貧酸素水(溶存酸素濃度が<0.5mg/L)に曝露した。1時間曝露実験により,貧酸素およびH<sub>2</sub>S曝露に対するエビの耐性の個体発生変化が明らかとなった。貧酸素に対する耐性は幼生において高く,ノープリウス期で生存率100%,プロトゾエア期で生存率79%だったが,幼生のミシス期と幼生の後および若齢期では0%と顕著に低下した。>0.1mg/L濃度のH<sub>2</sub>Sの存在は,貧酸素に耐性を示すノープリウス期とプロトゾエア期においても,1時間曝露後での生存性の低下を増強させた。幼生と若齢個体は,H<sub>2</sub>S有りの貧酸素水への曝露開始後に直ぐに遊泳行動を停止して底部に沈み,その後24時間以内に死亡した。これらの結果から,ヨシエビの幼生と若齢個体の大量死が,野外において貧酸素とH<sub>2</sub>Sへの曝露により生じ得ることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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魚類以外の水産動物 
引用文献 (26件):
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