文献

J-GLOBAL ID：201802259486217481   整理番号：18A0122151

GNSS測量と空中写真測量による2016年熊本地震の地表面の変状の分析

ANALYSIS ON SURFACE DEFORMATION BY 2016 KUMAMOTO EARTHQUAKE USING GNSS AND PHOTOGRAMMETRY

著者 (4件)： 久保寺貴彦 (東洋大学 理工学部都市環境デザイン学科) ,  鈴木崇伸 (東洋大学 理工学部都市環境デザイン学科) ,  政春尋志 (東洋大学 理工学部都市環境デザイン学科) ,  松尾栄治 (九州産業大学 工学部都市基盤デザイン工学科)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 73  号： 4  ページ： I_592-I_600(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2016年熊本地震による地表面の変状を明らかにするため,現地にてGNSS測量を行うとともに空中写真測量により地表面の3Dモデルを作成した.また,検証点において,作成したモデルの位置精度を検証した.作成した震災後の地表モデルをGISにより震災前の地表モデルに重ね合わせて,地表面の変状を分析することとした.阿蘇市的石・永草地域において,震災前後DEMの差分を解析した.その結果,鉛直変状を面的かつ定量的に明らかにすることができた.さらに,益城町安永地域において,震災前後のマスとマンホールの中心位置の座標値を計測した.その結果,水平変状を面的かつ定量的に明らかにすることができた.(著者抄録)

シソーラス用語： *空中写真測量 ,  *衛星航法 ,  *地表面 ,  *状態分析 ,  大地震 ,  熊本県 ,  地理情報システム ,  数値地形モデル ,  重合せ ,  実体写真 ,  実体モデル ,  測定精度 ,  マンホール ,  水平変位 ,  *GNSS ,  三次元モデル
準シソーラス用語： 2016年熊本地震 ,  位置精度

著者キーワード (4件)： aerial-photogrammetry ,  GNSS ,  DEM ,  GIS

分類 (2件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (16件)：

• 矢来博司,小林友勝,森下遊,藤原智,三浦優司,宮原伐折羅,SAR解析グループ:だいち2号の干渉SARによる熊本地震の地殻変動の把握,写真測量とリモートセンシング,Vol. 55,No. 3,pp. 166-167,2016.
• 小林浩,三浦博之:二時期の垂直写真から見る変状と被害,写真測量とリモートセンシング,Vol. 55,No. 3,pp. 158-159,2016.
• 石黒聡士,松多信尚,井上公,中田高,田中圭,石山達也,箕田友和,竹竝大士,森木ひかる,廣内大助:UAVを用いた平成28年熊本地震の地表地震断層の撮影と地形モデル作成,日本リモートセンシング学会誌,Vol. 36,No. 3,pp. 214-217,2016.
• 国土地理院基本図情報部災害対策班,国土地理院ランドバード:平成28年熊本地震の緊急撮影活動,写真測量とリモートセンシング,Vol. 55,No. 3,pp. 152-153,2016.
• 高橋陪夫,石野達哉,櫻井洋祐,宮崎景太,千葉丈久,高田裕司,山本英子,根本沙織,内藤一郎,田殿武雄,大木真人,夏秋嶺,永井裕人,石原光則,本岡毅,鈴木新一:だいち2号および国際チャータ・センチネルアジアによる平成28年熊本地震の対応.写真測量とリモートセンシング,Vol. 55,No. 3,pp. 154-155,2016.

タイトルに関連する用語 (7件)： GNSS ,  測量 ,  空中写真測量 ,  2016年熊本地震 ,  地表面 ,  変状 ,  分析