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J-GLOBAL ID：201802259663579979   整理番号：18A1570562

積雪と建築物 その1 積雪後の降雨の影響を考慮した積雪荷重の設定に資する検討

著者 (5件)： 大槻政哉 (雪研スノーイーターズ) ,  高橋徹 (千葉大 大学院工学研究院) ,  喜々津仁密 (国土技術政策総合研) ,  石原直 (国土技術政策総合研) ,  石原直 (建築研)
資料名： 建築防災
号： 487  ページ： 9-30  発行年： 2018年08月01日 
JST資料番号： F0003D  ISSN： 0389-1690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・積雪後の降雨が屋根雪荷重に及ぼす影響を検討し,積雪荷重の算定方法を提案。
・建築基準法による積雪荷重が小さい地域で,積雪後に降雨があると積雪荷重が規定値を上回ることがあるので,積雪荷重に対する降雨量に応じて割り増し荷重を提案。
・積雪後の降雨を想定した積雪荷重を求める屋外実験,屋内実験を行い,屋根勾配が小さいほど,屋根スパンが長いほど降雨による割り増し荷重が大きく,積雪深の平方根に比例する近似式を提示。
・積雪後の降雨よる積雪荷重の割り増しが必要なのは,垂直積雪量1m未満の地域であり,適用地域を含めた技術基準を公布。

シソーラス用語： *積雪 ,  建築物 ,  *雪荷重 ,  *降雨量 ,  係数 ,  構造設計 ,  統計データ ,  地域差 ,  冬 ,  深さ ,  *最大値 ,  屋外試験 ,  屋内試験 ,  屋根 ,  勾配 ,  スパン ,  回帰分析 ,  *近似式
準シソーラス用語： 割り増し係数

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (14件)：

• 社会資本整備審議会建築分科会建築物等事故・災害対策部会, 建築物の雪害対策について報告書. 平成26年6月.
• Otsuki, M., Takahashi, T., Saito, Y., Tsutumi, T., Kikitsu, H.: Study on evaluation of roof snow load considering rain-on-snow surcharge, Proceedings of the 8th International Conferrence on Snow Engineering, 2016.
• ASCE: ASCE/SEI 7-10, Minimum Design Loads for Buildings and Other Structures, ASCE, 2010, 2013.
• NBC: National Building Code of Canada 2010 Volume 2, NBC, 2010.
• 大槻政哉ほか : 降雨を考慮した積雪荷重の推定方法に関する研究, 日本建築学会構造系論文集, 第82巻第739号, pp.1329-1338, 2017.

タイトルに関連する用語 (4件)： 積雪 ,  建築物 ,  降雨 ,  積雪荷重