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J-GLOBAL ID:201802259933957718   整理番号:18A1197495

急性壊死性膵炎のラットモデルにおける小腸損傷に及ぼす間葉系幹細胞の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of mesenchymal stem cells on small intestinal injury in a rat model of acute necrotizing pancreatitis
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 12  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7397A  ISSN: 1757-6512  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:急性壊死性膵炎(ANP)は,しばしば複数の臓器不全により合併する。小腸はANPの間にしばしば損傷を受ける。ANP中の複数の器官における毛細血管漏出は,複数の器官機能不全の最も重要な原因の1つである。毛細血管内皮バリアへの損傷と水輸送の障害は,ANPにおける毛細血管漏出をもたらす可能性がある。【方法】Sprague-Dawley(SD)ラットを対照群,ANP群,培地処置群,または骨髄由来間葉系幹細胞(BMSC)処置群(各群30匹)にランダム化した。各群の10匹のラットは,実験モデルの誘導の後,6,12と24時間で殺された。血清,腹水,膵臓および小腸サンプルを採取した。血清および腹水アルブミンおよびアミラーゼのレベルを測定し,膵臓組織学を評価し,血管内皮細胞間の結合変化を走査電子顕微鏡(SEM)を用いて評価した。小腸組織における毛細血管漏出は,フルオレセインイソチオシアネート(FITC)-アルブミンを追跡することによって視覚的に観察された,そして,Evans blue溢出法によって測定された。小腸におけるアクアポリン1(AQP1)の位置と発現を,免疫組織化学,リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(PCR),およびウェスタンブロット法を用いて分析した。【結果】結果は,血清および腹水アミラーゼのレベルが上昇することを示した。逆に,血清アルブミンのレベルは低下し,腹水アルブミンは上昇した。膵臓組織に損傷があり,小腸毛細血管内皮バリアは悪化した。さらに,AQP1の発現は,誘導されたANPの後に有意に減少した。MSCsによる治療後,アミラーゼの上昇と血清アルブミンの減少は阻害され,膵臓組織への損傷と小腸毛細管漏出のレベルは軽減され,AQP1のダウンレギュレーションは逆転した。結論:結論として,MSC療法は,ANPを伴うラットにおける小腸損傷を軽減することができ,その機序は小腸毛細血管内皮バリアへの損傷の減少に関連している可能性があり,小腸におけるAQP1の発現を増加させる可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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泌尿生殖器の基礎医学  ,  基礎治療学  ,  神経の基礎医学  ,  消化器の基礎医学 
引用文献 (53件):
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