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J-GLOBAL ID：201802259940808571   整理番号：18A0659510

時間制約と時間圧力が品質評価に与える影響の検討

Investigation of Influence of Time Constraint and Time Pressure on Quality Evaluation

著者 (3件)： 三富悠紀 (東京大学大学院経済学研究科経営専攻博士課程) ,  三富悠紀 (日本学術振興会特別研究員 (DC2)) ,  秋池篤 (東北学院大学経営学部)
資料名： 赤門マネジメント・レビュー(Web)  (Akamon Management Review (Web))
巻： 17  号： 1  ページ： 5-20(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0615A  ISSN： 1347-4448  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 消費者は時間圧力を感じた時に,時間圧力を感じていない時とは異なる行動をとることがこれまで指摘されてきた。しかしながら,先行研究では外在的に与えられる時間制約と消費者自身が内在的に感じる時間圧力について区別する必要性が指摘されているものの両者を同時にとらえようとした定量的な分析は不足している。本稿ではこの点に着目し,時間制約の有無と時間制約の強さを操作した上で,消費者に電気ケトルの品質を評価してもらい,時間圧力を測定した。測定結果を分析した結果,時間制約は消費者の品質評価に直接影響は与えておらず,時間圧力を介して間接的に影響を与えていることが明らかとなった。本結果より,消費者自身が内在的に感じる時間圧力を重視した分析をする必要性が示される。(著者抄録)

シソーラス用語： *制約条件 ,  因子 ,  *評価 ,  アンケート ,  消費者 ,  *指標 ,  圧力
準シソーラス用語： アンケート調査 ,  *時間制約 ,  時間的因子 ,  *評価指標 ,  *品質評価

著者キーワード (6件)： 時間圧力 ,  時間制約 ,  消費者行動 ,  time pressure ,  time constraint ,  consumer behavior

分類 (1件)： マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (32件)：

• 安藤和代 (2007)「時間圧力と購買者の知覚リスク-注文住宅購買者の購買行動データの分析」『早稲田大学商学研究』 64, 29-42.
• Ben Zur, H., & Breznitz, S. J. (1981). The effect of time pressure on risky choice behavior. <i>Acta Psychologica</i>, <i>47</i>(1), 89-104.
• Brucks, M. (1985). The effects of product class knowledge on information search behavior. Journal of Consumer Research, 12(1), 1-16.
• Buzzel, R. D., & Gale, B. T. (1987). <i>The PIMS principles</i>. New York, NY: Free Press.
• Carlson, J. P., Vincent, L. H., Hardesty, D. M., & Bearden, W. O. (2008). Objective and subjective knowledge relationships: A quantitative analysis of consumer research findings. <i>Journal of Consumer Research</i>, <i>35</i>(5), 864-876.

タイトルに関連する用語 (2件)： 制約 ,  品質評価