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J-GLOBAL ID：201802260118140676   整理番号：18A0772283

地震観測記録に基づく液状化時の表層地盤および建築物の地震挙動

Dynamic Behavior of Surface Ground and Building during Liquefaction Based on Earthquake Observation Motions

著者 (2件)： 飯場正紀 (北大) ,  保井美敏 (戸田建設 技術開発セ)
資料名： 北海道地区自然災害科学資料センター報告  (Bulletin of the Natural Disaster Science Data Center, Hokkaido)
巻： 31  ページ： 43-52  発行年： 2018年03月31日 
JST資料番号： X0882A  ISSN： 0914-1111  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地盤の液状化中における地盤と建物の地震挙動を明らかにするため,地震観測運動を収集し解析した。地震動は,2011年東北地方太平洋沖地震中の千葉県における本震と余震のものであった。千葉県沿岸域では,液状化により建物や住宅が被害を受けた。2種類の運動を解析した;1つは地盤中の種々の深さの多数点で観測され,もう1つは液状化領域の建物と地表面の両方で観測された。観測データに基づいて,最大加速度を地盤の異なる深さまたは建物と表面上で比較した。土壌堆積物と土壌の影響を受ける建築物の卓越振動数を得るために,伝達関数を計算して,液状化中における卓越振動数の変化を調査した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 地震記象 ,  *液状化 ,  地震加速度 ,  伝達関数 ,  地盤 ,  建築物 ,  地震観測 ,  拡大 ,  固有振動数 ,  応答スペクトル ,  加速度 ,  本震 ,  余震 ,  振幅 ,  大地震
準シソーラス用語： 地震観測記録 ,  地動最大加速度 ,  表層地盤 ,  増幅 ,  卓越振動数 ,  2011年東北地方太平洋沖地震

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (5件)：

• 金子正洋、片岡正次郎他(2013)、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震による強震記録-土木構造物における加速度強震記録(No.28)、高密度強震観測記録集(No.5)、地震計ネットワーク観測記録集-」、『国士技術政策総合研究所資料』、No.726
• 谷本俊輔、川口剛他(2015)、「鉛直アレー記録に基づく埋立地盤の液状化発生深度の評価」、『日本地震工学会論文集』、第15巻、第7号(特集号)、pp.157-172
• 井上波彦、小豆畑達哉他(2011)、「2011年東北地方太平洋沖地震において液状化した区域における板状建築物の地震観測結果(その1~2)」、『日本建築学会大会講演梗概集』、pp.321-324
• 保井美敏、小豆畑達哉他(2013)、「地震観測に基づく鉄筋コンクリート造集合住宅の地震入力と応答評価(その3)」、『日本建築学会大会講演梗概集』、pp.17-18
• 保井美敏、山本健史他(2014):「地震観測記録による液状化地盤の地震時挙動に関する検討」、『第14回日本地震工学シンポジウム概要集』、pp.322-330

タイトルに関連する用語 (6件)： 地震観測記録 ,  液状化 ,  表層地盤 ,  建築物 ,  地震 ,  挙動