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J-GLOBAL ID:201802260865430967   整理番号:18A1190876

心房細動の日本人成人患者におけるアピキサバンの集団薬物動態学および薬理ゲノミクス【JST・京大機械翻訳】

Population pharmacokinetics and pharmacogenomics of apixaban in Japanese adult patients with atrial fibrillation
著者 (13件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 1301-1312  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0957B  ISSN: 0306-5251  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:本研究は,薬物輸送体および代謝酵素における遺伝子多型の影響,およびアピキサバンの薬物動態パラメータに関する臨床検査データを分析することを目的とした。方法:データは,心房細動を有する81人の日本人患者から収集した。薬理ゲノムデータをABCB1,ABCG2およびCYP3A5多型により層別化した。アピキサバンの薬物動態プロファイルは一次吸収を有する1コンパートメントモデルにより記述された。非線形混合効果モデリング(NONMEM)プログラムを用いて母集団薬物動態解析を行った。結果:アピキサバンの経口クリアランス(CL/F)とクレアチニンクリアランス(Ccr)の間の非線形関係が観察された。CYP3A5*1/*1およびABCG2421C/CまたはC/A遺伝子型を有する典型的患者(Ccr値70ml min-1)に対するCL/Fの集団平均は3.06 l h~(-1)と推定された。Ccr値が典型的値に設定されたとき,CL/Fの集団平均は,CYP3A5*1/*3または*3/*3遺伝子型を有する患者と比較して,CYP3A5*1/*1遺伝子型を有する患者で1.52倍高かった。一方,CL/Fの集団平均はABCG2421A/A遺伝子型を有する患者と比較して,ABCG2421C/CまたはC/A遺伝子型を有する患者で1.49倍高かった。しかしながら,共変量は,アピキサバンの見かけの分布容積(Vd/F)の集団平均に影響を及ぼさなかった。Vd/Fの集団平均は24.7lと推定された。結論:本研究はABCG2421A/AとCYP3A5*3遺伝子型と腎機能がアピキサバンの薬物動態に影響する固有の因子であることを示唆する。これらの知見は,有害反応のリスクを避けるために,アピキサバンを用いた精密医療のための有用な情報を提供する可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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生物薬剤学(臨床) 
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